| 2005年01月31日(月) |
第419話 市民農園の小松菜 |
昨日の朝、ノアと車で市民農園に行きました。
古利根という池の周りに、大地主さんが貸し出してる農園があるんですよ。 細かく区切られたたくさんの畑には、冬野菜が青々と育っていました。
めったに行かない場所なので、ノアちんは鼻息荒く歩いていました。 池の周りに作られた歩道を歩いていると、土の道のあちらこちらに新鮮そのものの小松菜が落ちてるんですよ。
それも、ヘンゼルとグレーテルよろしくぽつりぽつりと道に落ちてる。 収穫した人が落としながら歩いた感じ。
ノアがねぇ、歩きながら当然のようにくわえあげまして。 もしゃもしゃと食べながら歩くんですよ。 もうね、後ろめたさ0パーセント。
落ちてるパンやソーセージを見つけると、 (これ食べたら怒るよね?) っていうように私を見上げるんですが、小松菜だと何の遠慮もなし。 なんでだろ??? 道端の草はおとがめなしで食べてるからかな。
で、次々と小松菜をのんびりもしゃもしゃ食べながら歩いてたらね、向こうからポメラニアンを連れた男の人が来たんですよ。
そしたらねぇ、ノアがねえ。。。。
もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃっっ!!!
あわてて小松菜を口の中に収めたんですよ。
(とられちゃう!とられちゃう!たいへん!たいへん!)みたいな。
 (テディベア・カットのポメラニアン、どうやっても描けないわー)
おっかしくってねえ。
「いや誰も小松菜を取らないし。」 「あの子、小松菜いらないと思うよ?」 って話しかけたんだけど。
ポメつれてたおじさん、小松菜を食べてるノアをやや不審の目で見ながら通り過ぎていきました。
おじさーん、ノアちん、畑からは盗み食いしてませんから〜! 小松菜、落ちてたんですから〜!
(小心なので心で念じておきました。)
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