「にこにこばかりもしてられない。」
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2010年01月14日(木) でんわをいただく

母の友だちからお悔やみの電話をちょうだいした。
弔問担当は長男の兄がわけがわからんというので、妹のわたしが引き受けている。

11月の歌会でおめにかかったときはおかわりなくお元気でしたのに、とおっしゃる。

アララギのみなさんは、歌づくりの幹が「現実を見据える」にあるので、
そういう生き方をされてる方が多い。
ひねらず、抑揚をつけず、素直に受け止めて、
思ったままをごまかさずに表現してこそだ、と心がけておられるわけだ。
(まあ、だからこそ、世の中を斜めに見がちな人ばっかりだともいえるわけですが:笑)

なので、屈託なく
「ありがとう、といって、すーっと眠って、息がなかったそうです。
母らしい見事な最後だと思いました。」
と伝えると
「ほんと!それはほんとに理想の死にかただわ!さすがだわ。」
と返ってきた。

そのあと、母と同じように短歌会の人間関係の愚痴を聞いたり(笑)
それを母に言うようになぐさめて励ましてみたり。(笑)

どんなに年が離れていても
通じ合えるひとを遺していってくれたなぁ。おかあちゃん。


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