その10(手術後3日目)

身体が 何となくふわふわした感じだったのが
大分しっかりしてきて、歩く速度が通常に近づいて来た三日目。

予後は順調の様で、予定表通りの経過を辿っています。
ものを食べるときや首を動かしたときに少し、傷が痛む程度。
「我慢できないような痛みではない」のだけれど。

診察で、先生との会話。
医師「ここを押して痛いですか?」
私 「痛くありません」
医師「ここはどうでしょう?」
私 「痛くないです、でも全体的に痺れたような感じなんですが」
医師「それは…仕方ないですね」
私 「だんだん治るものでしょうか?」
医師「そう、ですね、いくらか良くなるとは思いますが。」
私 「耳なんかは触っても殆ど感覚がないものですから」
医師「ああ、それは…
   耳たぶはね、
顔面神経最優先ですから切ってますので…」
私 「えっ?!『切ってる?』神経をですか?
   それじゃ感じなくて当たり前なんですね、わかりました。」
(そー言うことは先に言ってくれよ!)
ちょっとびっくり。ま、仕方ないんだけど。

ところが「耳たぶの神経は切ったんだって」という話をしたら
長女の第一声が「やったぁ!ピアスあけ放題!」…おいおい(苦笑)
実に呑気に育っていること。
ま、確かにそーいう教育をしてきたんだけどね。たはは。

それにしても、どこからどこまで神経が切れているものやら
まだ耳全体がガーゼと太い絆創膏でガッチリガードされているので
自分でもよく判ってないのが…実に心配ですわ。

CDをお願いね、と頼んでおいたら、持って来てくれたのが
藤井フミヤ、矢沢栄吉、ジェフ・ベックにS&G。
なんか脈絡無いような気もするんですが…(苦笑)
サイモンとガーファンクルは聞かないから持って帰ってくれていい、
と言う私に、長女が
「静かで病人向きだから選んできたんだよ」
ありがとう。
仕方ないので預かることにしました(苦笑)



白くなりました
金魚のパジャマ、可愛いでしょ?(笑)
2004年04月21日(水)

花のもとにて / しっぽ

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