その2(診断)

紹介状を持って日赤を受診、診察後医者が言うには
「ま、おそらく耳下腺腫瘍ということで、外科手術ですね。」
はぁ。
初めから近所の医者でそう言われてるんだけどね。
「出来てからの経過を考えても、ほぼ良性だと思いますが
 取ってみないとはっきりしたことはわかりません。」
はぁ。
それも近所の医者で言われてるわね。
「それじゃ、検査の予約をして帰ってください。」
はぁ。
待つこと2時間、診察5分。
大病院では当たり前の状況なんですが、何だかなーって感じですよね。

で、二週に分けてMRIとCTを撮り、その検査結果を聞きに行ったのが
2月の25日でした。

「こちらへ」と断層写真を見せてくれて
「ここが鼻です。こっちが前でこっち側が右で」
って、先生、そりゃ見れば解るわ。
これがそうですか?と白く丸く映っているものを指差すと、
「え?…ああ、そうです。それですね。」
なんと、腫瘍の大きさは直径3cmになっていました。
外側から触る感じではそんなに大きいと思わなかったのでちょっと吃驚。
「では、椅子に座ってください。」
「で、診断の結果、耳下腺腫瘍ということで…」
はい。
それはこの前聞いたんですけど…
「多分良性だと思いますが、組織検査をしないと…」
はい。
それもこの前聞いたんだけどなぁ
「手術は3月29日でいいですね。…決定、と。」
予定表(ごく普通のカレンダー)に名前を書き込み、
「では、手術の説明を聞いていってください」
えっ?! あのあの、それで終わりですか?
それって、近所の医者で受診した時聞いた話と
なーーーーんにも変わってないんですけど?!
二週間かけて、二万円の費用をかけてCT、MRI撮って、
で、診断がそれですか?

おお〜い。

思わず突っ込みました。
「耳下腺腫瘍の手術は面倒だと聞いてるんですが。」
「え?はぁ。そうですねぇ…」
「腫瘍を取る手術自体は難しいものではないのですが
 耳下腺のすぐ近くを顔面神経が通ってまして。」
そうなんですってね。それを心配してるんです。
「顔面神経を傷つけずに腫瘍を取る必要があるので
 癒着していたりすると面倒なんですけれど…」
だから面倒なんでしょって訊いてるんじゃないの!
「ま、断層写真を見る限り、比較的浅い位置に腫瘍があるようなので
 おそらく顔面神経にはそう影響ないのではないかと思いますが」
そうですか
昨年友人がこちらで顎下腺の手術を受けたんですが、
多分先生に(あなたに!)お世話になったんだと思いますが
こーーーんな大きな傷が残ってまして(実際の倍くらいに誇張)
私は顔なので心配してます
はぁ…ええ、ええ。…まぁ、あのー…
それでは手術の説明を受けていってください。
(このヤロー誤魔化したな!)

大丈夫なんだろうか、この医者で…??

       続く(笑)
2004年04月13日(火)

花のもとにて / しっぽ

My追加