私季彩々
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2004年01月06日(火) 揺れ縄

 職場が中途半端な時間にお開きになったので、仲間内で新年会。といっても早すぎたので、インド料理屋さんということに。二次会は愛すべき安居酒屋。

 昨年末に開かれた慰労会が、接待に変わってしまったことがある。上司が1年間良く頑張ったと開いた会に、外部のお客さんを連れてきたために、中間管理職がそっちへハッスルしてしまったからだ。おかげで思い切り興醒めで、帰りの夜道をブツクサ言いながら帰った。一杯飲み屋で職場の愚痴を語るという、今では死語になったかもしれない風景でやりたいよね、なんて言っていたが、今回の2次会はそれに近かった。

 鬱屈、不満はそれぞれにあるようで、それを吐くことというのは大事だなぁ、と思う。酒の席なら許されるちょっとした悪口も良いだろう。人の本音なんて、聖人君主な訳はない。それも込みで毎日様変わりする人生人格というものだ。

 辞めていく人、しがみつく人、割り切る人、利用する人。それぞれいろんなしがらみと計画と仕方なさにまみれて仕事をしている。それが悪いこととは思わない。そういう人たちが縁で集った職場という空間は、とても面白いと思う。
 就職したら一生働きつづけるものだと終身雇用を信じ込んでいた私は、さっさと信条を自ら捨て去ったわけだが、世の中そんな同類はわんさかいるわけで、正直ほっとしている。

 そう考えると、仕事という人生の縛りは考え方で随分と緩くなる。確かに、その分安定感は無くなるが、次の綱に飛びついてみるのも有りなのだ。掴みそこなって滑っても、意外と下にも縄はある。辿ると高みに繋がっているかもしれない。

 などと思いつつ、片手で縄を握り締めて、揺れている感じなのであります。 Home&Photo


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