私季彩々
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休日の夜間出勤になり、出かけに投票に行った。思いの他近くの公民館は閑散として、3人しかいない中を無用にいる人を向かいにしてぎこちなく通り、久々に持つ短い鉛筆で書きなれない名前を書いて、振り返ると立会人が真剣にこちらを見ていた。自分の意識とは遠く離れた方々の目をそらし、世の中いろんな人がいろんな思いで頑張っているのだなぁと再認識。違和感ってそういうものかも。
そして、誰もいない職場で夜更かししながらここのことをいろいろ考える。会議の議事録を書きながら、不満と満足の交錯する所を探してみる。 会社帰りの酔っ払いといえば、会社の悪口と相場は決まっている。もうそういう機会すらないのかもしれないが、個人的には好きな世界である。私は愚痴っぽい。 けれど、文書にしてみると、けっこう冷静になれる。「では、どうするの?」という所が欠けていれば、愚痴は愚痴でしかない。こうしては、と思うことがなかなか解決策にならないのが非力だが、弁護をすればバブルの真っ只中にいるということ。弾けそうなのがわかっていながら、あまりに大きくなりすぎた器の先が遠すぎる。またまた違和感。大きい組織における違和感、時差、温度差。けれど、何とかしたいな、と思う。決して嫌いじゃない。そこが今までと違うところかなと思う。
深夜に帰宅すると、選挙の趨勢はほとんど決まっていた。選挙速報は好きなほうだが、取り残されたように、興奮した報道を眺める。愚痴るくらいならとにかく動いたらいい、と思って投票した。遠いのか近いのかわからない世界。映っているテレビのスタジオに、私も裏方で入ったことはあった。そこが写している数字は、もっと多いらしいが、その票数の中に私も飲み込まれている。
一人では生きていけない、なんていうけれど、孤独の中に生きてこそ、そんな言い方が出来るのだろうな。
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