私季彩々
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効率が悪いなと思いつつ、帰宅時間が大幅にずれ込む日が続いた。で、午前様になったのをいいことに、一番近いパーキングエリアで泊まってしまうことにした。 車には一通りのものが積んである。車中泊なら寝袋なり布団なりがあれば十分だ。テントを引っ張り出すまでも無い。日が照りだすと一気に暑くなるのが車中泊なりテント泊なりの欠点だが、この時期はそんなことも無い。考え様によってはいい季節だ。
1,2年前は頻繁に車中泊をした。フラフラとさ迷い、そのまま寝て、あまり寝られず白んだ空を眺めたりした。思いつきでパーキングエリアで休んでいると、いろんな車がやってきた。時間を持て余す運転手。長距離トラックのナンバーは様々。夜になると虚ろに光る電話ボックスに、目印のように若者が集まり、いつの間にやら消えていった。ゴミの籠には弁当、ジュース、雑誌が溢れ、なんとなくの虚しさが漂っていた。
大きな国道沿いのパーキングエリアは、夜といってもそこそこの交通量がある。大きなトラックが点在し、室内は仄かに明るく、白い靴下がダッシュボードの上に見える。明かりの消えた車たちの中身も、さして変わらないだろう。久々にトランクから寝袋を引っ張り出し、後部座席で休む。足を折らなければならない狭さだが、まぁ十分である。車の風切音もすぐに気にならなくなる。だからといってすぐに寝れるわけも無く、部屋の猫の餌が切れていることなどを思いつつ、心配することがあるってのもいいものだと思ってみたりする。
少しは寝たのかもしれないが、空が白んでくるのを眺めつつ、時計は3時を回っていた。5月も末。北海道の日はかなり早くなっている。それを見ながら、このままどこかの小山でも登ってみようかと思いつつ、ようやく本格的に寝入る。 起床は6時半頃。すっかり明るくなって、鳥の声が爽やかだ。まだ残る車たちに親近感を覚えながら、余裕のある時間に周囲を走ってみることにした。 この近郊はゴルフ場が多く、その周りにはのどかな風景が広がっているわけで、私の住処になるところがひょっとしたらないかと思っていたところだ。地理的には申し分ないのだが、シチュエーション的には特徴の無いところではあるのだが。探して見つかるのかも思うのだが、今後もゆっくり回ってみよう。一つ気がついたのは、どんなところでも少し奥に入ると採土場、産廃や清掃工場があること。これが難しいところだ。
そんなこんなでフラフラ。通勤時間に入ってきて、のろのろ運転が迷惑になりだす頃、朝からやっているパン屋を発見。こんなところでひっそり何かやってる人っているんだな、と、うれしくなって出勤につく。早起きは悪くないさね。
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