私季彩々
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2003年05月23日(金) 阿久悠

 NHKの”阿久悠”特集。いやぁ、堪能。
 カラオケに馬鹿みたいに行ったのはもう10年は昔になるが、私はかなりマニアックな方で、歌う歌は古いものばかりだった。誰の歌かよりも誰が作った歌かを見るのが愉しみで、初めに出る作詞家作曲家に最も注目していた変なやつだった。
 で、驚いたのは、かなりの頻度で現れたのが「松本隆」「大瀧詠一」「筒見京平」そして「阿久悠」だった。
 今日の1時間強に及ぶ特集で流れた歌で知らないものは一曲もなし。沢田研二の「カサブランカダンディ」、森進一の「北の蛍」と挙げれば切りが無いのだが、歌い手の個性に合わせた作詞スタイルは他の追随を全く持って許さない。演歌、アイドル、アニメ主題歌まで、この幅広さは奇跡としかいいようが無い。
 作詞作曲家まで気にすることは少ないが、実際口ずさむ歌にこのような共通点が見つかると嬉しいものである。ジュリーも岩崎宏美も大好きで、「時代遅れ」や「五番街のマリー」も歌えて、「宇宙戦艦ヤマト」もOK、などという人は間違いなく同志である。
 で、ネットで調べていると、私の思い出の歌である「世迷い言」が氏の作詞であることが判明。迷番組だった「ムー一族」の中で、何故か突然いろんな大学構内とかでフォークグループと一緒に歌いだすこの曲、「ヨノナカバカナノヨ」の回文が流れる。私は昔この番組を見て、後に進学する大学のことを意識したのだ。作曲は中島みゆき、唄は日吉ミミという豪華陣であった。
 私は今の曲ももちろん好きだが、歌謡曲といわれた時代が大好きである。アイドルの曲も、森進一や都はるみも、どこか共通点があったように思えたが、それは作詞作曲家が一緒だったからかなとも思う。それほど絶大な力のあった人たちだった。
 またそういう時代がくるとも思えるが、いま、歌に世代を超えるものが少ないのは何故なのだろう。昔から昔のうたを歌いつづける私は随分取り残されてはいるのだが。 Home&Photo


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