私季彩々
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2003年05月21日(水) 熱心な新入生

 表面的にはさめた人間である私は、授業というものをあまり熱心に受けてこなかったように思う。が、そんな私も授業を担当するとなると、そういう生徒相手では苦労する、というか哀しくなるわけである。寝ているのもいるし。どこまでが許容範囲かということにもなるのだが、今のところ十分許容範囲であるのがありがたい。
 しかし、1年生は非常に熱心でびっくりする。正直言って必ずしも勉強が得意ではない人々であるが、自ら選び、意欲はまだまだある連中である。これを持続するのは大変だろうが、それが責任でもある。これは簡単なことではない。

 そうはいいつつ、私の分野ではない。狭い領域ばかりをやってきたので、広く浅くの分野には抜け落ちている部分が多々ある。そんなものばかりを週13コマ担当していると、予習などしている余裕は無く、本当に自転車操業である。1年でも下地となる経験があればいいのだが、ここまで多いと少々閉口である。
 私は、この学校ではオールマイティーと言える国家資格を持っている。しかし、だからといって全てが出来るわけではなく、資格といっても取っただけのものなので何も出来ないに等しい。それを言っての上での採用なのだが、それでもいろいろ任される。出来ないことを批判される。任せるの一言しか言わない年下の先輩に憤りも多いのだが、資格というのはペーパーでは済まされないものだと認識する。実務経験が無いとはいえ、資格で採用されたこともわかっている。

 職場ではそういう意味で不安視されているようだが、仕事のメインである講義は好きである。余裕が無いのが悔やまれるが、この一年を何とか乗り切れれば下地の上に広い視野を持てる丘を築けると思う。しかし、講義よりもここで評価されるのは、他の行事や学校運営、諸雑事であることも確かなよう。担当授業数が少ない余裕のある人が仕切りに回る。そのあたりに不満を抱える教員も多いらしい。

 ま、問題は多々あるけれど、基本線は好きな路線である。がんばってみますよ。もちろん余裕は無いけれど、さ。 Home&Photo


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