私季彩々
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2003年05月16日(金) 大きな道

  今まで敬遠して来た道は、思っているほど面倒ではなかった。大道とはそういうものなのだろう。少しひねくれた私は、いつも枝道や近道と称する所ばかりを走ってきた。

 国道36号線は札幌から千歳、苫小牧、室蘭方面を結ぶ大動脈だ。札幌市内はもちろん交通量も多く、路駐も多いので走りにくい印象があった。友人と車に乗る時も、最短距離なのはわかっていても避けたりすることが多かった。
 しかし、通勤経路をいろいろ探してみたが、この道が快適だ。朝のラッシュ時間でも、札幌に向かう路線とは逆だから、ほとんど車で詰まることはない。対向側はバス専用路線が設定されているが、こちら側はそれもない。道も広く、たまにひっかかる右折車の、大抵は右折レーンがあるので大型車以外はさほど気にならない。
 途中には、24時間セルフ食堂の「はんだや」があり、朝夕をここで済ませてしまう傾向がある。安いし入りやすいし。最近は仕事が遅いので飯作りの手間を掛けられない。少し効率を上げれば省力化は可だと思うが。

 帰りの小一時間のドライブは北海道にしては長すぎだが、そんなに気にならない。汽車通も含めて、始めてしまえばそれなりによいものである。追い抜く車、追い抜いていく車、それぞれどんな思いで走っているのかと、一瞬の空間共有でとても身近に感じてしまう。
 遅く帰宅道すがらでもたくさんの店が開いていて、多くの人が働いている。みんな一生懸命なんだなぁと。こんな時間まで働いているお母さんの苦労に少し痛みを感じながら、お風呂を頂いて家路を急ぐ。

 ふと気を抜くと用意に100キロを越える国道周囲に民家は無く、あっという間に170万都市札幌の裾野に至ってど真ん中に着く。そういう道を走ることは、北海道の縮図を走るようなものかもしれない。私はどこに落ち着きたいのか、そんなことを頭によぎらせながら、この道を何度走ることになるのだろうか。 Home&Photo


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