私季彩々
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| 2003年02月28日(金) |
「何もなかったように」 |
久々に外食。札幌に来て初めに住んだところのすぐ近所にしゃれた料理屋が出来ていて、そこで。中に入ると暖炉に火がともっていたり、吹き抜けもあっていい感じ。素敵と思いつつ、そういえば昔は黄色いボロボロの弁当製作場だったなと思い出し、建物の形はほぼそのままだったなと。ということはリフォームということで。んー、それはそれでもっとすごい。建築って素敵。
食事をしつつ、何かと将来の相談に乗っている子とお話。やっぱり医者になりたいのだが、無理そうなのは悟っているけれど、この何年かの努力をすっぱり捨て去るのは惜しいようで。けれど、いろんな学校を考えてみても修了してからの仕事のイメージには結びつかないようで。で、結局今の仕事はどうかというと、これはこれでとても好みらしく、何年か経って復帰するのも十分と思っているようだ。 それならそれで、十分幸せなのではと思ってみたり。仕事だけでは物足りないのは当然で、普通は恋愛だとかでバランスを取るものだろうが、彼女は親が離婚したりでいろいろ考えがあるらしく、そこに傾斜する気にはなれないようで。一人で生きていくとすると、何分小さな会社で40、50の人がいないわけだからイメージできるわけでもなく、そこが不安というのが本音のようでもある。 そうやって話をしていると、結局なんでも自分で決めなくてはならないのだけれど、私自身の方が遥かに大きな壁に昔から当たっていることを再認識してしまったり。彼女のほうが数歳若いというのに。結局、差し障りの無い偉そうな話しかしてないのかなと思いつつ、幾つになっても働くというのは大きなことではあるけれど、それだけでは成り立たないものだと自答してみる。今の私の状況を少しはなそうと思ったが、そういう雰囲気にはならなかった。
帰宅後、テレビをつけると画面が荒れていた。前に一度同じことがあって、背面を見るとコードが抜けていた。猫の仕業である。で、予約していたビデオを見ようとすると、同じくノイズだらけ・・・。猫の仕業である。この1年半で猫がこれをやったのは2回。普段滅多に録画しない私が、かなりの低確率で被害者になった。ぼーぜんと俯いて畳を見ると、引っ掻いた跡がけっこう目立つ・・・。 なんか無性に腹が立って、腹が立って。そのことばかりじゃなく腹が立って、布団に入る。眠くもないのに無理やり寝入る。
当然、真夜中に目がさめる。猫は何にも無かったようにそばで寝ている。「何もなかったように」って素敵。それだけで、私は猫になりたい。 起き上がってもしょうがないと思いつつ、家賃を振り込んでいなかったと思い出し、ノソノソ起きてパソコンを立ち上げる。オンライン振込み。朝までもう少し。眠れなさそうだけれど、もう一度安寧の中にたゆたってみよう。カルシウムでも補給しておいて。
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