私季彩々
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確か2年ほど休館していた札幌郊外の天然温泉「森林公園温泉」がリニューアルしたので出かける。料金は銭湯料金。で、中は大変おしゃれになっちゃってまぁ。天邪鬼な私は少しくつろぐにはどうかなと思いつつ、露天の湯は掛け流しで温まるし、湯船はやや難ありもあるけれど、足湯もしやすく満足満足。お近くならとってもお勧めです。
夜更かしをしつつ、明日のゴミを出しておこうとドアを開けると人だかりが。思わず「びっくりしたぁ」と声を上げてしまう小心者な私。数人の中には警察の方も混じり、隣の部屋のドア前で何かしているよう。そそくさと通り過ぎたが、ドアホンを鳴らしつつ話し掛けているが、中は無反応なよう。いることはいるらしいのだが、詳しいことはわからず、わざわざ聞くのもなんだからとそのままゴミ捨てに。戻ってみると、「顔だけでも良いから見せて」と少しお歳を召した女性が懇願していた。夜2時半。 何があったのだろうと思いつつ、隣だから何か聞かれるかなと。ベランダの非常壁を破れば隣に行ける。そういう事態もありうるかもと思っていたらベルが鳴った。深夜でも起きているということがばれたので、鳴らしたのかな、と。でると婦警さんが「ハンガー貸して貰えませんか? クリーニングとかでくれるようなものでいいのですが。」とのこと。返さなくても良いですからとお貸しする。いったい何に使うのだろう? その後しばらくして覗いて見ると、みんな撤収していた。男の人が鍵をかけて外へでていった。篭城していたのだと思ったが、なにがあったのだろう。 確か隣は女性が暮らしていたと思う。都会の貸し部屋暮らしだから付き合いは全く無いが、たまに子供や男の人の声もした。
失踪騒ぎで探しに来たのに反応がなく、警察のお出ましになったのかもしれない。事件というほどでもなさそうだが、家族にとっては大きなこと、といった感じだろうか。しっかりして音ももれない壁の向こうで事が起こっているかと思うと、この壁の厚みがわかる。一戸建ての住宅街なんかであったら、こんな騒ぎではすまないだろう。都会の深夜はまさに隔離空間だ。
この部屋からは札幌駅周囲の百貨店が見える。ヨドバシカメラにビックカメラ、今春には大丸がオープンして商圏としてはほぼ完成形になるのではと思う。北大などはそのすぐそばにあって、学生街としてはあまりに恵まれすぎた環境だ。 そういう環境は時に素敵だが、どうやら今の私にはこの壁の向こうにあってもそう変わらないようだ。離れれば惜しくなるのだろうが。
訪ねる人、避ける人、時に縁ある人々は拒絶されることもある。それを乗り越えて縁である。 ベランダの雪は真っ白く、手すりの高さまで積もっている。
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