私季彩々
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灰色の空から鉛色のナイフが 私の目の前を切り裂いて 突然夜が始まった
白い雪道は乾いたブロックに変わり 靴だけが行き交う都会の雑踏
赤いハイヒール 黒い革靴 くすんだスニーカーは私・・・ らしい
顔のない街の壁際に 寝転んだよれよれの靴 土の気配は 香りは 無く
奏でられるは靴音の競演 耳を塞ぎたくなる 甲高い戯れ音
転がる缶に惑わされることなく 群れていくジェンダー
いつから顔が消えた いつから身体が消えた そんなことどうだっていい 誰もそんなもの見ていない
溢れるネオンを破って 色をぶちまけろ 赤は君に 青はおまえに 黄色は月に 失った己を照らせ 影を取り戻せ
空は青を取り戻し 私は雑踏を歩みだす
行き交う人を見ながら 私は足跡だけかもと 慄いて
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