私季彩々
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2002年06月17日(月) 厚田浜益紀行

 午後時間があったので、ちょと遠くの風呂に出かけた。札幌から北に60kmほど行く浜益温泉だ。

 昼間のドライブも久々だったので、普段は行かない道を色々と通ってみた。札幌から石狩川を越えたあたりからは、かなりの断崖絶壁が続く荒々しい風景なのだが、高台を通る国道からは日本海が一望できる。そんな中わずかに残る砂浜は海水浴場になっていて、小さな道がついている。まだまだ早い時期に降り立ってみると、潮風が心地よかった。本当に久々。素直に「気持ちいい」と声が出た。その空にはパラグライダーがふわり。海から吹く浜風に対峙して、海に向かって見事に静止している。いろんな事をする人がいるものだなぁ。
 この海岸の高台は別荘地になっていて、ログハウスが海に向かって立ち並んでいる。吹きさらしの風が似合う風景を行くと、突然風車が2基現れた。聚楽台を降りると道路の直線状にすらりと。
 風を集めて通り抜ける殺風景な光景は、初夏のうっすらと緑が覆った風景に良く似合う。この風車、ロケーションとしてもなかなかいいね。夕日時に見たい。みにこよう。

 厚田の街を越えたあたりからは、木々も多くなってきて道も入り組んでくる。その中には、濃昼(ごきびる)や送毛(おくりげ)といった海岸沿いの小さな入り江にある忘れられたような小部落が残っている。江戸時代の船が主力だった頃からあるであろう部落だ。木造の建物が意外とあって、古くからの墓地が集落に接して存在している。

 送毛の部落から海岸沿いの未舗装路は工事中のため通れなかったので、浜益側から高台に向かった。「千本なら」という新・日本名木100選の1つとのこと。けれどだぁれもいない。こんな道の奥にそんなものがという場所なのだ。
 地味な看板一つしかないその木は、道から少し下った斜面にあった。荒縄が結ばれた木が3本あって、そのうちの一本がかなり太いけれど、幹の半分が朽ちて倒れてしまっていた。
 何故かしゃもじがたくさん供えられていて、いろんな願い事がかかれている。中には繰り返し来ている人もいるようで、ご利益がありそうな。霧が海側から立ち昇ってきて、あたりは木々の香りに包まれて荘厳。なかなか素敵な場所。

 その後は温泉に。ここはまぁ普通の公衆浴場なのだけれど、露天風呂が好きなので。ここのパンフレットで「千本なら」の由来が。枝が千本あるからだそうだ。
 小さな枝が無数に生えるのは、木の状態が悪いということ。樹齢800年。寿命もすぐそばにあるのでしょう。

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