私季彩々
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真冬日すれすれになることも多くなってきた。室温も10℃くらいとなると、さすがに寒い。 北海道の部屋は断熱がしっかりしていて、ストーブをガンガン焚くので、むしろ暑いのが一般的だ。下着姿でビールを一杯なんてのがごく普通だから、コタツで丸くなる本州に比べたらずっと過ごしやすいくらいだ。トイレに行くとその温度差に驚いてしまうが、今ではウォシュレットのヒーターまでついていたりするから、贅沢も進みすぎかと思ったりもする。 で、今の私は部屋にストーブすらない。ガスは契約していないため、備え付けのガスストーブは動かない。コタツはつけたところでたいして役に立たない。 賃貸住宅にはガスストーブが主だ。最近では灯油ストーブも増えてきたが、まだガスが主力。これは、機構が簡単なのと、部屋が汚れないのが理由らしいのだが、燃料費が灯油の数倍はかかるという代物。貸主の都合だけを考えたもので借主にはとてもつかえたものではない。 で、室外と同じコートを羽織って猫を暖房に暮らしてきたのだが、さすがに寒い。小さい頃から部屋で靴下なぞ履く習慣がないから、足が冷たくて仕方がない。キーボードを打つのも厳しくなり、さっさと布団に入ってしまう老いた生活をおくってしまった。 さすがにこれではいかんとコタツを出した。暖かい。けれど背中の寒さがより現実的になった。 じゃあ、ストーブを買えばいいという事になるのだが、それには少しこだわりがあった。ポータブルとなると一般にはファンストーブ。確かに部屋は早く暖かくなるし、タイマーとかついてて北国には便利で実用的なのだ。 けれど私は古典的な石油ストーブが欲しかった。やかんをのっけられるものが欲しかった。するめやたらこを焼けるものが欲しかった。ネットオークションでアラジンやらちょと雰囲気のよいものを探しながら、寒い夜を越えてきたのだった。 が、コタツを出したのがいけなかった。我慢の一端が解けた途端に寒さが身にしみる。ストーブが欲しい!! で、閉店間際のホームセンターに飛び込んで一番安い石油ストーブを購入。6980円なり。本当に貧乏。しかも、その場で買った電池380円は隣りのダイエーで88円で売ってたのがさらにショック。 買ったストーブはこの部屋全体を暖めるには少々非力なのだが、されでもとっても快適だ。ストーブをかけていれば常にお湯が沸いている。それだけでも幸せになれる。ほのかな明かりも悪くない。
揃えたものは全て最低価格帯のものばかりだけれど、結構みんな頑張っていて新たにそろえなくてはならないものはない。おかげで部屋にはセンスというものが全くなくて寂しい限り。いまだに学生時代と同じ貧乏生活を続けていて、それしか出来なくなってしまっている。 それではいけないなと思いつつ、さてどうしたものか。
ストーブの鱈子プチリと爆ず音を聴く吾と猫の耳もピクリと
ストーブで爆ぜし鱈子を椀に添え 白湯を注ぎて寂夜を食す
ストーブに醤油焦がせば 残り飯むすぶ母ある故郷に至る
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