私季彩々
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”平服でおいでください”とのことだったので本当に平服で行ったらみんなフォーマルだった。かぁるい乗りだろうと思っていたら厳格な形式だった。全てが的はずれななかでそんなことはどうでもよくなったのは、今日式を挙げた2人の信仰が本物だった事と祝福する人々の心が澄み渡った当日の空と同じように曇りないものだったからだろう。
新郎は私の後輩で波乱万丈な経歴だ。途中大学を何度も休学した。行動もかなり突飛だった。学校での意義を見出せずに悩んでいるのかな、と思っていたがその程度の悩みではなかったようだ。生きるということ、知るということ、愛するという事全てについて悩み壁にぶち当たっていたようだ。 私はそのことを知らなかった。一度相談を受けた事があったが、日をずらして会いましょうという事にしたがそれっきりだった。 そんななか彼はキリスト教に光を見出したようだ。式当日配られた冊子は二人の馴れ初めや友人の冷やかしに溢れた一般的なものではなく、信仰を告白できずに悩む男と、信仰というものに初めてであった女がどのようにして愛し合い、神の前に全てをゆだねるに至ったかを綴った告白の書だった。
生きるということに真剣に悩む人がいる。そのことにきづかずにいた自分に情けなさを感じる一方で、そんな私を尊敬する先輩の一人として真っ先に挙げてくれた事に心から感謝したい。そして同じ悩みにさいなまされながら生きている私が避けて通っている現実に真っ向から向き合っている彼と、それを支える妻となる女性に賛美を。
心から信仰を告白する人々の笑顔の前に私はなす術がなかった。聖書の言葉にはどうしても引っかかるものがあったりして牧師さんの言葉を全て賛美する自分はいない。しかしながら惹かれるものは十分にあった。
”こういうわけですから、キリストが神の栄光のために、私達を受け入れてくださったように、あなた方も互いに受け入れなさい”
信仰と生涯の愛と仲間に恵まれし二人へ。本当におめでとう。
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