私季彩々
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朝外に出ると急に肩がすくむ。雨が小康になったとたん急に冷え込んできた。峠は雪が降るかもという。気分はほとんど冬だけどいまさら一枚取りに家に帰るわけにも行かない。 バイト先に行くとすでにマフラーを巻いている人がいたりした。みんなから避難集中だが京都出身者には十分な寒さだろう。セーターにマフラーくらいが丁度いいくらいだ。 この冷え込みで紅葉はさらに色づいた事だろう。
雨の中を一時間以上歩いた。傘に当たる雨音に何故か心が落ち着く。急に強く降ったり止んでみたり。蛇口から漏れる音はとてもいらつくけれど雨音には変化するリズムがある。そのリズムは頭の中で同調して歌が返ってきたり、デジャブがやってきたりする。
シンギング・イン・ザ・レインが流れたり。傘をたたんで踊ってみたい。 赤い傘が浮かんできたり。雨上がりの空に飛び上がれそうだ。 水たまりの中に妖精がいるかも。映る鏡の世界に入り込めそう。 柄が何故か人の脚。からかさお化けとお友達になれるかも。
そんな愉快な徒歩のたびも突然横からやってくる車の飛沫に現実に舞い戻ったりする。まぁそれもいいか。派手な音もなかなか素敵だ。
そうして大粒の飛沫を浴びて目的地へ。雨はまだまだ盛り。クーラーがヒーターに化けた。 北はもう冬の足音を響かせた秋モードです。
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