私季彩々
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ラジオドラマを聴いた。久々のこと。懐かしかった。
ラジオをよく聞いたのは中学の頃だった。 何故か菊地桃子を聴いていた。”あなたと星の上で”だったような。 他にはラジオドラマを聴いていた。林隆三氏がよく出ていた。確かその頃は”ハートカクテル”がはやっていた頃だった。雰囲気もそんな感じだった。あれはラジオに合う波長だったように思える。絵で見るとけっこう気恥ずかしかったし。 その後は定番のジェットストリーム。城達也氏の声でフライトした1人だ。あの頃録音した映画音楽や大草原の小さな家のオープニングテーマのオーケストラバージョンはまだメタルテープに残っている。 電波の入りにくかった文化放送を必死に合わせて聞いた。途切れ途切れでしかもゆがむ音を拾うのが楽しかった。
音は波。空間を多彩に舞う彼らは全て合わせれば砂嵐のノイズ。そんな中から一つの波長を拾い上げて自分の耳に”共鳴”させた瞬間、砂嵐は止んで月明かりがさしこむ、そんな想いでダイヤルを回していた。気分のよい波はまだ見ぬ砂漠でらくだの背に揺られている気分。 波は音。目をつむっても感じる事のできるもの。
”最初に好きになったのは声”なんて詞もあった。 心地よい素敵な想い出、好きな人の言葉達は音だったり声だったりもする。私の場合、思い出の画は静止しているけれど声は動いている。打ち返す波のようにリフレインで残る波。 そのことが訳もなく不思議なのです。
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