私季彩々
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2001年05月15日(火) 20の顔

 私は某専門学校で講義をしている。札幌は急に暑い日となったので、まず目立つのは薄手の服を着た女学生が目立つ事だ。顔を見ると化粧をすればするほどあどけなさが目立つ。二十歳の若さというものはやっぱり素敵だなと思ってしまう。
 なんとなく、自分のその頃を思い浮かべると、こんなにはつらつとしてたかはちょと疑問。周囲の人たちや好きになった子が、こんなお年頃の若々しくも少し青臭い感じだったとは思えない。けれどまさにそういう中にいたのだろう。
 けんかもすれば恋もする。一番激しくも豊な時代をすごせる連中の姿とはかけがいのないもの。こんなに幼げな子達が精一杯生きている。生きなければならない世代を生きている。これは別の意味では酷なことなのかもしれない。
 教師生活35年の先生が2人いるのだけど、その先生達は彼らが18の時の写真を見ながら言った。”何故この頃の子達は1年たつとこうも顔が変わるのだろう?”。そしてこう続けた。”どちらかに変わるといえば、悪い方に変わってしまう事の方がちょこっと多いね”。
 変わるという事は大事。でも、それがどこか影を落とした顔になる人が多いという。
 講義のまずさを置くとしても、聴いてるようなないような、という連中はやはり不完全燃焼してるなぁ、と思う。騒ごうが突っ伏そうが興味の向いたときに目の色の変わる子はいい顔をしている。一日中寝ている子はたぶん家に帰っても眠れないまま時間を持て余しているのだろう。
 勉強は一生。今の時代、必要になっってから、教養を深めたいと思ってから学ぶスタイルが合っているようにも思える。高等教育は夜学化していくべきかな、と思う。中高年の学ぶ意欲がいかに高いか、驚いてしまうのです。
 18から20の最高に輝く時代。いい顔になってほしい。素敵な顔になっていく子が目立つだけに、沈みがちな子達が心配になる。卓上で学ぶ事に疲れたのなら、思い切って外に出てみたらどうだろう?
 卒業する事だけが目的というのは少し寂しいかな。 Home&Photo


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