私季彩々
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2001年04月25日(水) 信 号 (回想録)

 最近は帰るのが朝の4時頃という日が続く。土日も関係ない生活。
 半年かけた仕事が失敗におわり再出発したところだが少し疲れもある。

 まだたぶんハワイあたりに顔を出しているであろうお日様は、東の空だけに薄紫のグラデーションをかけて、夜と朝が同居している。白を溶かしたような濁りは全く感じられない。光の演出だからかな。

 帰りはその東の空へ向かう。札幌の中心部とはいえ、この時間帯は車もまばら。碁盤の目の路は一直線で遮るものもない。その道の左上に輝く緑の光は一直線にならび、絵の中の道のように中央へ流れていく。

 手前の光が黄色に変わり、次々と黄色が伸びていく。途中手前が赤になって、黄色を追いかけていく。黄色は短くなりながらも逃げる。そして赤の波に消えていく。そのころ青の波が動きだし、車はその波にのって動き出した。 

 たとえまっすぐで見通しがよくても、止まれといわれることもある。なんでこんなところでとまらなきゃいかんのだ? なんてね。頭上にまたたく光の気ままさに一喜一憂したりして。

 青の波が車を導いていく。赤の波がそのあとをついていく。
 道はまっすぐつづいていく。信号は車を妨げない。 移りかわる3色の光が、まだあけぬ東の空へ流れていく。

 さて、私はどこで止まっているのだろう?頭上の光は赤らしいけれど。
 ま、そのうちかわるでしょ。そのうちにね。

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