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ファーストインプレッション / 2001年05月12日(土)
 

 今日は何も無いんで、最初にクウガを見た時の話でもしときます。
 私の場合アニメでも特撮でも、大体主人公を好きになることが珍しいので(へそ曲がり)、悪役とか脇役で見るか見ないか決まるんですけど、稀に主人公を好きになった場合は、私的にかなりヒットすること請け合いです。それで、オープニングとかエンディングがビビッと来るとキマリですね。
 『クウガ』勿論来ましたともさ。実はエンディングかなり気に入ってます。歌もだけど、映像も……五代君若い(笑)。で、ヒーロー名どうせなら五代雄介より、カタカナでオダギリジョーの方がカッコいいやん!と思ったのが、印象に強く残ってます。
 ちなみに、歴代仮面ライダーのヒーローって、皆重い宿命背負ってて暗いんですよ。何しろ、天下の石森センセだし(笑)。最初の頃なんて改造されてるわ、ブラックRXなんて、敵のボスは兄弟のように育った相手と憎しみあってないのに戦わなきゃいけない。
 その点、クウガは五代雄介は、飄々としてて、暗い宿命に導かれてじゃなくて、自分の意志で超古代のベルトをつけちゃう。で、クウガになってもあんまり困ってないとこが、好印象でした。ま、その裏ではただ能天気じゃなくて、結構ちゃんと考えてる。それが一条さんの存在できちんと明確にされてるので、真面目なんだというのがはっきりしてるのもいい。
 特撮としてというより、人間のドラマを丁寧にきちんと描いている。斬新なミレニアムに相応しい仮面ライダーだと思いました。
 うん、真面目な感想だわ(笑)。
 後々、製作者サイドのお話なんか漏れ聞くと、五代雄介が他の誰でも無く、オダギリジョーで良かったとシミジミ思います。
 彼が主人公のオーディションの最終日にやってきて、製作者サイドの目に止まらなかったら、五代雄介は彼しかいないと思われなかったら……たとえ、他のすべてが揃っていても、一条さんが葛山さんでも、『クウガ』は特撮という域を越えられなかっただろうと個人的には思います。
 お陰様でミレニアムから新世紀にかけて、クウガ一色でしたけどねー(笑)。
 何事も最初が大事ってことでしょうか。



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