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三鷹のお店・9年振りに - 2008年11月23日(日)

開店一周年の時に行って以来である。

しかし、その日は定休日で実際に営業している時に行ったのは10年前のオープニング以来ということになる。調布からバス行くことが多かったが、多摩線の多磨駅から歩いてみようと思ったものの、いつもの如く地図を見ただけでコピーしたりしないので道を間違った。

まあ直ぐに気付いたので事なきを得たが、そうじゃなかったら延々と違う方向に歩いてしまうとところだった。

開店当初と違うのは表に日除けが設けられたくらいで、当時と変わらぬ空気がそこに流れていた。亡くなってしまった高田渡氏の書による暖簾も健在だった・・・。

閉店時間ぎりぎりに着いたのだが、なんとか間に合い久し振りに蕎麦を食うことにした。それも開店当日以来である。懐かしい雰囲気の空間を独り占めし、当時のことを思い出していた。

ネットで何度も見て一度食べてみたいと思っていた野菜の煮たものととろろごはんに冷たい蕎麦がセットされたものを頼んだのだ。そして、先に野菜煮ととろろごはんが運ばれて来た。

美味しい!
実に美味しい!

最近こういう素材をちゃんと活かした煮物って殆どお目にかかれない・・・。どれも皆調味料の味しかしないものが当たり前のように出される。それがここの煮物は調味料の味ではなく、ちゃんとそれぞれの素材の味がするんだよね。

素朴で・・・
繊細で・・・
懐かしい味。

そして、店主の心が籠められているのが舌から感じ取れる。

いい仕事しているね。

とろろごはんは出汁醤油で炊かれたごはんも、いい塩梅に味付けられたとろろが絶妙のバランスで絡み合っている。実に美味しいものを食べることが出来た。


ここは自分自身の思いや拘りが強く、客側の立場からするといろいろと賛否両論があるけれども、それはそれでいいと思っている。何も客側に全て迎合する必要はないし、店主が自分のやりたいことをやって、それが受け入れ難いのなら行かなければいいだけのこと。

それをどうこう言うのも可笑しなものだとも・・・。

店主が自らの責任に於いて好きなようにやることが間違っているとは思えない。寧ろなんでも客側の言い分に迎合しようとする姿勢こそがどうかと思うし、そう仕向ける客のも問題があるのでは・・・?


それは別に大きな問題ではない。

自分がやりたいことをやってもう直10年を迎えることになる。お店以外では何度も会っているのだが、こうやって懐かしい空気を感じることが出来た嬉しさは自分自身にとっていい心の肥やしとなった。

楽しき3時間であった・・・



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