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蕎麦屋と居酒屋の線引き・・・ - 2007年02月22日(木)

ここ何年間かで蕎麦屋で酒を出す店が増えている。まあ、昔から蕎麦屋酒という言葉があるように蕎麦屋で酒を飲むという行為はあった訳だが、あくまでも蕎麦屋としての範疇を逸しないものであった。うちが手掛けるお店も酒を提供しているし、飲みたくなる雰囲気を意図的につくっている。

しかし、巷で増えている業態として居酒屋が蕎麦を申し訳程度に出しているというスタイルの店があるが、それでも看板は蕎麦屋である。こりゃどうみても居酒屋だろっていう店も平気で蕎麦屋を名乗るのにはどうも抵抗感がある。夜、そういう店に行って蕎麦だけ食う人はまずいないだろうし、店側がそういう空気を作っていない。

普通の居酒屋として料理を出して酒を飲ませる・・・。
メニューには蕎麦があるが〆にそれを食わない客だって大勢いる・・・。
それでもメニューに1〜2品の蕎麦があるだけで「蕎麦屋」を名乗る・・・。

蕎麦屋をつくる立場の者としての線引きは酒は飲ませても蕎麦だけでも入れる余地をちゃんと作っておくこと。必ず酒を飲まなきゃ入れないという店は蕎麦屋としての位置付けは考えられないと思っている。

蕎麦と酒・・・これは切っても切れない結びつきがあるし、蕎麦屋で飲む行為は大好きである。自分が客として行ってみたいからあのような店をつくっているということもあけど、最低限の線引きだけは崩したくないんだよね。

蕎麦屋のいいところは自分の懐具合や利用動機で使い分けが出来るという点である。懐が温かい時にはちょっと贅沢に沢山抓んで沢山飲んで、そうじゃない時は簡単に済ませる。または蕎麦だけで済ませる時もあれば一杯やって蕎麦で〆る時もある。居酒屋に入って酒も飲まず、抓まず、いきなりお茶漬けくれって言う人はまず居ない。本来は店としてはそういうオーダーも受け入れなければならないのだが、それを受け入れない暗黙の空気が流れていたり、普通の人は躊躇してそういうことを言わないよね。

でも、蕎麦屋にはそれが出来る。店に入って「せいろ一枚」と言って「えっ?せいろだけですか・・・?」なんてことを言われたら激怒しちゃうし、蕎麦と酒は切れない間柄だけども別々にきちんと分けられるのが蕎麦屋である。そして、これからもそういう蕎麦屋本来のスタイルを崩さない店をつくっていきたいね。

店のデザインは蕎麦屋っぽくないけど、やっていることは普通の蕎麦屋なんだけどね。蕎麦屋じゃないとかと批判する店に限ってラーメン出したり、定食やったり、レトルト沢山使ってるんだよね。そして、蕎麦自体に工夫も努力もしていなかったり、論点がおかしくなったりしていることが多いのである。


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