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俺はまだ40年だよ・・・ - 2006年09月06日(水)

今宵は久々に野毛にある老舗の焼き鳥屋さんで一杯。小さな店内はいつもいっぱいで入れないことが多く、暫くご無沙汰していたのであった。ここはメニューはなく常連客は好きなものをアラカルトで頼んでいるが、俺はお任せで適当に焼いてもらっている。5〜6本焼いたところで「もう少し焼きますか?」と声が掛かり「お願いします」と言うと数本焼いてくれる。

今宵のお献立は・・・

<お通し> 大根おろし鶉卵付
<焼き物> 椎茸・鶏皮・手羽・レバー・ししとう・鶉卵・鶏睾丸・モツ
<香の物> 人参・蕪・胡瓜・大根
<吸い物> 鶏スープ
<飲み物> ビール大瓶×1本 日本酒/菊正宗 ぬる燗×2本

お通しの鶉卵付の大根おろしはいつも同じ。焼き物の途中で結構な量の香の物が出て来て、最後に鶏スープで〆るというのがこの店の流れ・・・。

本当に小さなお店で5坪ちょっとくらいかな・・・?カウンターには詰めれば8〜10人ほど座れ、壁面には小さな小さなテーブルが3卓あり、そこへ窮屈だが2〜4人座るようになっている。カウンターと言っても奥行きは25センチ程しかないし、一人当たりの占有面積は限りなく狭い。仕舞屋風の佇まいと店内の油で汚れた風合いはこれまで刻まれて来た歴史を感じる。

カウンターの奥に座っていた常連客と女将さんとの会話でその方が「俺はまだ40年しか通ってないよ・・・」と言った。店が出来て50数年の年月が過ぎており、その中で40年しか通っていない・・・なんて粋だねぇ。俺なんてまだ数ヶ月で、しかも3回目だからまだまだヒヨっ子である。というよりまだ顔すら覚えてもらっていないから生まれる以前である。まあ、卵というところかな・・・?

こういう店では薀蓄言ったり写真撮ったりする野暮な客はいない・・・。焼き加減がどうこうとか、塩加減がどうこうとか言う客はいない・・・。今日は何処産の鶏なの?とか聞いている客もいない・・・。店側と客側がいい塩梅で一つになっているような気がする。この野毛という街にはそういう店が多い。ホント、こういう店でカメラ構えてストロボ焚かれたりしたら周りから摘み出されるよね。どうしてメシ食いながら写真撮らなければならないのか理解出来ないが、野暮で無粋で無礼な行為はいい加減やめて欲しいね。

偶々見掛けたサイトで驚いたが、一回の食事で10数枚の写真をアップしていたりするということはそれ以上撮影しているだろうし、一時間ちょっとの食事の最中に写真ばかり撮っているということになる。じゃあ一体いつ食べるんだいって不思議に思う・・・。メシ食う為に店に行くのか、写真撮るために行くのか、なんかそういう人って普通の人とは目的が逆じゃないのかな?

まあ、ここにはそういう客はいないから純粋に食事というものを楽しめる。今は暫く休業中の老舗 「武蔵屋」←Clickと同様に店全体が肴にも成りうる雰囲気を持っているんだよね。食事の時間はマナーを守って、美味しく、楽しく過ごしたいものである。


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