フルオープンキッチンの蕎麦屋にて・・・ - 2006年04月17日(月) とある新進気鋭の企業が展開する蕎麦ダイニング。大きな厨房を囲うようにコの字型のカウンターがあり、その外郭に個室が配置されている。一人だったのでカウンターに誘導されたが、厨房内の仕事が全て見えるので丁度良かったね。「天せいろ」をオーダーしたところ天ぷらは揚げた順番に出すか、まとめで出すかを選択するらしいが、アツアツを食べたいから順番出して下さいとお願いした。 良く見ると奥にも厨房があり、見せられない内容の仕込みや作業はそこでやるのであろう。和食店のオープンキッチンと一緒である。調理行為を見ながら待つというのは素人に限らず楽しいものであるが、それを狙ったオープンキッチンであるのだけれどもちょっと嫌だなと思った点が幾つか目に付いた。 1 厨房内の独特な臭い 当然ダストボックスもあるし、いろんな臭いが入り混じっているのが厨房である。その臭いを嗅ぎながら食事をするというのは嫌だね。入った瞬間に臭いが立ち込めているから相当の臭気だろうね。 2 床の汚れ フルオープンだからフルに見えてくる。目線より上は割りと綺麗に清掃されているが、営業中の厨房の床は別である。特に釜前のところは濡れているので汚れも目立つ。丁度目の前に釜がありその汚れた床を見ながら、そして独特の臭いを嗅ぎながらの食事はもう御免である。 オープンキッチンの良さをこういうデメリットが打ち消してしまい、結果的に店にとってのマイナスとなってしまう。確かに見ていて迫力はあるが不衛生な部分と食事中に体験したくはない臭いを嗅がされてしまっては次に来ることはないだろうということになる。駅前の一等地のランチタイムにも拘らず60席ちょっとある規模だが客は数人しかいないのがそれを物語っている。 こういうのって奇を衒い過ぎている・・・と言うのかな?素人を騙す次元のパフォーマンス的な要素としては良いのかもしれないが、飲食店の悪い部分を見せてしまっていることに経営者は気付いているのだろうか・・・? Pocchy Land Information←Click BLOG Pocchy's Collection←Click -
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