CAD vs 手描き 「遠州の乱」 - 2006年03月16日(木) 先日のOB会の際にもCADに関してのいろいろな意見や話しが出たが、実際には殆どの方々がCADを導入しているらしい。そういう人達の話を聞くにつれ今度こそ踏み出そうと思い込んでいた矢先のことである。 部屋で飲んでいるときに大先輩が遠州弁で言ったのである・・・ 「はぁCADなんてしょんないらぁ〜!そんなの入れちゃいかんだにぃ!」と。 誰かが変更とかの際に楽だと言ったら・・・ 「変更になるような図面描くのが悪いだらぁ!」と一喝! まさにその通りである・・・。続けて・・・ 「おいらなんて変更させたりしないだにぃ!」と。 自分が最高のものと考えたものは絶対に信念を曲げずに貫き通す。これはやはり頑固でなく信念だと私も思う。大先輩は未だに手描きで、しかもT定規で描いているらしい。 昔の人(すいません・・・)はドラフター(これは商品名ですが製図機械です)も使わず、T定規や平行定規で図面を描いていたのである。それからシャープペンなんてない時代(これまたすいません・・・)なので鉛筆を使っていた。私も駆け出しの頃は鉛筆を使っていたが、面倒臭いからシャープペンに変えて久しい。 手描きとは一種の拘りでもあると思う。便利性を取るか?拘りを取るか?でも、この大先輩の言葉を聞いて今しばらくは手描きを貫き通そうと決心したのであった・・・。 Pocchy Land Information←Click BLOG Pocchy's Collection←Click -
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