八王子のお店 - 2005年04月29日(金) 八王子のお店もほぼ完成である。完全な住宅地の中に存在している生活道路に面した本当の「隠れ家」で、門被りの樹の下を潜り、小さなお宮の前を通り庭で一番大きな樹木である桜の樹を眺めながらお店のエントランスへと向かう。以前の日記にも書いたが「黒三部作」の最終章のお店であり、ファサードは黒の塗壁で一部を杉板の下見張りを施し、細い黒竹を編み込んだ覗き窓から微かに店内を望み、階段を上がると杉板の一本引きの建具を開けると外のイメージとは異なる店内が現れる。 6席のセンターテーブルと2人席が2卓の計10席しかない小さなお店であるが、ちょっと前までは普通の住空間であったということを感じさせないくらいに大きく様変わりをした商空間の出現である。100年近く前に作られた駒返しの格子を利用した風情ある行燈や、器の殆どはご主人自らの手によるもので、随所に手作り感を出した構成になっている。 シンプルで洗練された空間で、静かに時を忘れて厳選された酒と肴を嗜み、〆に蕎麦を手繰る・・・。ああ、近所に欲しいお店である。 連休明けからご招待客をお招きしての試食会形式のトレーニングをし、12日(木曜日)にオープンを迎える予定である。 -
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