所詮、小手先の小細工か? - 2004年11月25日(木) 某和食系のFFチェーン店が起死回生を願ってのことかどうかは定かではないが、また新メニューを導入している。先日発表された業界内の各社の売上げで連結ベースではあるが、後塵を拝していた企業に抜かれてしまった。まあ、そこは単業種ではなく吸収合併でなんでもありのところだから単独ではまだ抜かれてはいないことになるが、これまでダントツ一位だった訳だからさぞかし落胆したことであろう。 しかし、なんとかこの危機を脱しようといろいろと新メニューを出しているが、どれも皆上手くはいっていないというのが現状である。正直言ってそれらに美味しいものはなかった・・・。今回のメニューも牛肉に拘る余りに美味しさよりも「牛肉」という名称に拘り過ぎているような気がする。牛焼肉丼なるものだが、味が濃過ぎて何を食っているのか分からないし、残念ながら何れ消え去る定めのものであろう・・・。 結局は企業としてのしっかりとしたビジョンが見えて来ないというか、他がきちんと努力をしてこの危機を乗り越えようとしているにも拘らず、ここは何とか小手先の小細工で乗り切ろうとしているようにしか思えない。当の本人達は頑張っていると思っているのだろうが、所詮単品で勝負してきた企業だからメニュー開発のノウハウなんて持っている訳はない。だから他の比べた場合の差が出てしまっているのと、この騒ぎが起こった時にトップは「うちは大丈夫です」と楽観視していた。でも、他の企業はこの危機こそトップに立つ良い機会と一丸となって頑張ったに違いない。 これはこの業界に限らず何処にも当て嵌まるものであると思う。常に危機管理や中長期的な視野に基づいての努力をしていかなければどんな企業でも一気に滑り落ちることに繋がる。他にもこういう原因ではないが幾つかの企業の凋落振りが新聞やテレビをを賑わしているが、これも危機管理の問題であろう。うちは大丈夫・・・ではなく、常に危機感を持ちながら何をしていけばいいのかをしっかりと把握していくことが肝要である。これが小さな飲食店とて同じことで、今は良いけどこの先の保証なんてなんにもないんだから、今を見つめることと共に将来的なこともきちんと視野に入れての商売をしていって欲しい。 -
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