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安直なブーム便乗商法の行く末 - 2004年06月19日(土)

最近特に目にするのが「さぬきうどん店」の閉店である。あっという間に出来てあっという間に潰れている。出店規模から考えれば殆どは個人経営ではなく、どこかの企業が金儲けの為に始めたというスタイルであろう。外食事業部を作り社員を簡単な研修に出して店長にし、あとはパートとバイトで賄う。出店の切欠は「ブームだから・・・」「何とかなりそうだから・・・」程度であろう。

渋谷に出来た某店は成功した?したと言えるのか?マスコミの影響もあり売上げ的にはかなりの好成績を納めているけどFCはどうであろうか?数店行ってみたけどランチタイムでもそれほどの混み様ではないし、他の時間帯はかなり苦戦を強いられているのではなかろうか?初期投資額、月々の家賃や人件費などを考えたら台所は火の車だろうね。でも、ここはある程度は本部の指導に基づき運営しているし、ブランドイメージもあるからまだ何とかなっているのかもしれない。

しかし、そういうものを只単に真似だけして始めたところは更に大変であろう。良く見かける直に潰れているお店ってこういうところだろうね。真似事だけのノウハウを持たない商売が長続きするはずもなく、且つ半分素人では結果は見えている。始めようとする企業も素人なら、それを提案する企業もブームに便乗して増加しているし、飲食関係の展示会に行けば必ずと言っていいほどこの類の企業が出店しており、しっかりした所の指導を仰ぐのならいいがとんでもないところだってあるよな、たぶん・・・。

「十割そば」然り、蕎麦店で潰れているところというのはあまり見かけないが、この形態のお店だけは別で結構見かける事が多い。これも半分素人が安易な考えで始めるケースが多く当然の事ながら結果は見えている。商売ってそんな簡単なもんじゃないんだけどね。それを分からず安易な考えで始めちゃうから無駄な金捨てることになるんだよ。個人店の小さな店なら何とかなるけど、企業体としてそこそこの規模で運営しているところはしっかりした理念に基づいてやらなければ失敗すると言うことである。

そういえば昨年暮にちょっと相談を受けたお店はどうなったんだろうか?30坪で家賃60万!しかも裏通りで低客単価の商売で、且つ全くの素人が果たして・・・。もうオープンしているはずだから今度見に行ってみようかな?


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