思うこと・・・<追記及び再編集あり> - 2004年04月25日(日) これまでいろいろなお店を手掛けてきた中でホールの仕事に関しては充分に注意し指導をしてきた心算である。普通は蕎麦屋ではそんなことまでやらないよというレベルの接客が出来るようにトレーニングをし、更にチェックもしてきた。店によってのレベルの違いはあるけど町場のおそば屋さんや食わしてやっているんだ!という高飛車なお店に比べたら数段上を行っていると思うし、実際にお店側もそれを実行して頂いている。 しかし、全てのことに於いて100%出来ているかというと実際はそんなことなどあり得ない。人間のやること、その場その場の状況で変わることも出て来る中で細かいところを見ていったら落ち度はたくさんあると思う。味も接客も素晴らしいと言われているレストランとかに行っても実際のところは落ち度は結構あるもので、そういうところでも決して完璧とは言えない。 一日営業していればいろいろな客も来れば様々な出来事が繰り広げられることになる。でも、お客様が求めているのはいつも完璧という状態であると思う。お金を払って食べている以上それは当然のことで、私だって当然そう思うし不愉快な思いをして席を立つこともしばしば。 初めて入ったお店で嫌な思いをすれば尚更もう二度と行きたくはないと思うことは起こり得る。「一期一会」という言葉があるように出会いというのはほんの一瞬の出来事の中でどう変わってくるか大きく違ってくるものであると思う。だから全ての出会いが成立するわけではない。波長の合わない出会いもあるし、一瞬で波長が合う出会いもある。それはいろいろな条件の中で生まれる運命であるとも言えるのではなかろうか? 例えば駐車違反で捕まる人と運良く免れる人。これはある意味運命であると思う。5分違っただけこの違いになることだってあるだろうし、嫌なことが続いている日に限ってそういう目に遭ったりもする。 うちのBBSに大塚のお店での出来事の書き込みがあった。その方が感じた率直なる事実であろう。お店の方には事実確認をお願いしているので週明けにはもう少ししっかりと状況がわかるであろうが、正直な気持ちを言わせて貰うとあのお店はそこまで酷い店では決してないということである。頑張っている経営者やスタッフの思いも心遣いも否定されたような感じも受けた。 しかし、あの日あのお店で起こった出来事を見てそう感じたのは事実であろう。先日行った際に大声で騒いでいる方がいたけど私に中では許容範囲であったけど、それすら嫌だと感じる方だっていることであろう。人それぞれ感じ方は違う。例えば最初に嫌な思いをしたら最後までその気持ちは消えないであろう。人間の感情とはそういうものである。 私も一度限りで二度と行かないお店はたくさんある。それと、嫌な思いをしたけどもう一度行ってみようかとか、他に良いところがあるから目を瞑って再チャレンジということだってある。それは人それぞれ考え方が違うからそれぞれが判断することになるでろうし、強要などすべきことでもない。それぞれが自分自身の判断の中で決めれば良いことだと思う。 今回の件で幾つかのメールなり連絡を頂いたけど難しいね・・・こういうことって。それとどこのお店でもそうだけど最善の努力はしていると信じているし、精一杯頑張っている中で常習性のない出来事で起こったトラブルはある意味仕方がないとも思っている。理想だけ追い求めていても実際の飲食店経営なんて出来ないし、毎日がドロドロした中で店と客とが一期一会の出会いを求めているのかな?ただ、仕事柄大抵のことは見分けがつくが常習性があるものか突発的なものなのかを一般の人が見分けることは中々出来ないであろうけど。 タバコの件然り、酔っ払い然り、またこういうこともある。普通に蕎麦を食べに入った店で隣に座った人が蕎麦の薀蓄をデカイ声で自慢している光景は一般客からすれば見ていて見苦しいし止めてもらいたいと思う人って大勢いるのも事実。お酒を飲めない人が大酒呑みの隣に座ったら匂いだけで酔っ払っちゃう人もいるであろう。立場が違えば捉え方や感じ方は大きく変わってしまう中でそれぞれの立場を尊重しあいながら楽しめる時間と空間を共有できるのが一番良いのだろうけど・・・ でも、どうして直接お店の方に言わなかったのか?お会計の際にでもね。それともあの日の出来事は私の責任なのか?それならそれで構わない。でも、酔った勢いでの憂さ晴らしなら御免蒙りたい。本当に改善を求めているのなら直接その場で言えば良いことで、誰かが書いていたけどうちのサイトは2チャンネルじゃないし、こちらが返答したことに対して返事が出来ないのならああいうことは書いて欲しくはない。書き込みがあればそれに対してきちんと対応していくように心掛けているし、事実確認をしっかりとした上でお店側の考えや回答を公表するつもりでもいる。 まだ事実確認は途中経過ではあるが、解釈の違いはあるかも知れないがちょっとそこまでは・・・と言えるところも 。 私は自分が手掛けたお店に誇りを持っているし、経営者やスタッフを信じたい。 -
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