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大岡山のお店・更なる進化 - 2003年12月18日(木)

大岡山のお店がついに経済関係の本にも取り上げられた。9月にも経済番組で取り上げられたが、どん底からの活性化という出来そうで中々出来ないことをやり遂げたことが評価され、単なる飲食店の成功事例としてだけでなく、経済全体を活性化するために個々が何をしなければいけないかとか、何処かの真似事ではなく独自の考え方を打ち出し、他との競合を避けながら「ブランド」を確立していくという手法が評価されている。

書物では東京経済を活性化をさせた事例が紹介されている中で13ページにも渡って「そば縁肆 さか本」が紹介されている。丸ビルや六本木ヒルズに始まり海外ブランドの東京出店、大手企業や駅前再開発等の事例等、そんな中で一流レストランの企業戦略と比較されながらの紹介をされている。全体として読み易く且つ分かり易く記述がされているので、経済を難しく考えがちの人でも読むことが出来るのではないかと思う。

また、ポッチーランドも実名ではないものの数箇所に「横浜にある蕎麦店専門のプランニング事務所」として登場しています。ちょっと嬉しくなりました!

書籍名 「東京から日本経済は走り出した」

  著者   財部誠一 (テレビでもお馴染みの経済評論家)
  発売元  講談社

紹介記事

第5章 WILLを持つ人々 (P196〜208)

 商店街をダメにしたのは誰か
 再生を支える理念探し
 ブランドを確立した「さか本」
 「ひらまつ」と「さか本」には共通点がある


是非、読んでいただきたいと思います。


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