校正 - 2002年07月02日(火) 今度掲載される雑誌の原稿が届いた。4軒分の校正を行ったが、それぞれのお店に確認しながらの作業だったので思ったよりも時間が掛かってしまった。 その中でどう表記してよいのかがわからなくなったことがある。蕎麦粉のつなぎの割合で、二八とか外一とか一般的に表現されている割合はいいが、3割のつなぎはどう表現すればいいんだろうか?お店の方は七三という表現をし、原稿もそのように書かれていたが、二八はつなぎの割合が先にきているからそれを考えると三七となる。語呂も悪いしなんだか良くわからない気もして、結局は七三でも三七でもなく蕎麦という表現だけにしましょうかということに落ちついた。 それと感じたのが、それぞれのお店のつなぎの割合は皆異なるし、その理由も同じように異なっている。それを読者がどう理解出来るのであろうか、ちょっと不思議になった。だから難しいよね、こういうことを表現し理解させるのって。プロに対してだってそれぞれ自分の考えに基づいて決めているのだから難しいのに、それを素人が読んでその違いをどう自分で判断出来るのか? 二八と三七でイメージからすれば前者の方が美味しく感じる。しかし、実際はその限りではないのだから三七と表現されることによって、そこの蕎麦の品質が悪いと評価をされるのが怖かったということもある。 それと何処までを手打ちと言っていいのか、機械だから美味しくないというのも間違っているし、石臼で挽いて手打ちでもまずいところは沢山ある。手掛けてきたお店の中では手打ちでないのに「手打ち」とうたっているところはないが、巷には山ほどそういう店が点在しているのも事実である。 しかし、確固たる規約がないので店それぞれの判断というか、それがないのをいいことに嘘の表記をしているのにはがっかりさせられる。手打ちという看板で客を呼び込もうとしていたりするのは、手打ちは美味しいというマスコミ等の記述に踊らされているという部分もあると思う。 だからといってそれを批判したところで今更遅いし、ポッチーランドで手掛けるお店だけはそんな嘘はつかせたくない。手打ちであれ、機械打ちであれ、真正面から勝負してどう評価されるかで判断していきたいと思う。 -
|
|