初雪・・・ - 2001年12月01日(土) 夕方、元町の商店街を歩いているとチラホラと白いものが舞っていた。最初はゴミかと思ったが触れてみると冷たい・・・雪だ! からくりを明かせば商店街の中にある数箇所のポイントで人口降雪機を使い降らしていたので、何とも小粋でお洒落な演出である。横浜にあるから有名になったというだけでなく、こういう企画を考え努力しているから今の地位というか知名度があるのだとつくづく思った。 常に消費者優先の考え方で商店街が一つになっているから出来ることであり、その努力を怠らない。商店街の中には一度大きく注目されていい気になり、その後衰退してしまったところも多い。横浜北部にある商店街もその一つで、経済誌やTVなどでも沢山取り上げられ、全国から視察団がやって来たが今やその姿たるや・・・。 このことを個々の店舗に置き換えて考えてみたらどうであろうか?当てはまる事が結構多いのではないかと思う。昨日入ったお店で感じたことだが、その店は数年前に業界紙に於いて大きく取り上げられ、多方面から注目され非常に努力をしているなと以前は感じさせるものがあった。 数年振りに行ってみてがっかりさせられたというか、まあそんなものだったのかなと考えさせられた。噂によると売上も大分落ちてきているらしく、その原因はなんなんだろうと自分なりに分析をしてみた。 アイドルタイムにもかかわらずそれなりに集客はしていたが、ホールスタッフの表情を見ていて感じたのは、「冷たく冷めた温もりのない接客」であった。確かに作業としてはそつなくこなしてはいたが、おもてなしというものや感情が何も伝わって来ない。こういうオペレーションは私が接客の指導をする時に一番注意することで、かつ嫌いなことである。 メニューを見てもかなりの創意工夫をしているし、そういう面に於ける努力は評価出来るが、本当に大切なことである「お客様に如何にして良き時間を過ごして頂けるか」が考えてはいるのであろうが、ちょっとピントがずれているのではと感じさせられた。 畏まったレストランや料亭ならいざ知らず、一般の飲食店に求められたいる接客とは上手さではなく温かさであると思う。そういう空間で時を過ごし満足感を覚えまた来ようかなと思うのであって、冷たく温もりのない接客では美味しいものも美味しく感じなくなってしまうのではなかろうか。 初雪からこんな話しにまで発展してしまったが、一つの出来事を見て多くを感じいろいろと発想を転換していくことは「企画」に於いて大切なこと。思いつきだけの発想で店をつくってしまい、うまくいかないようなところとはここが大きく違うのである。 -
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