ぼそっ・・と独り言
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2011年07月07日(木) 東京原発

映画の「東京原発」 
何年か前に借りて、何度も見たけど、あれは無っ茶面白い。


今朝の報道で、実は節電しなくても電力は間に合っているという内容を言っていた。
もちろん節電は環境のためにとても良い事だから、無駄なエネルギーを使わないようにすることは必要なのだけど、それとは別の意味で、隠された意図を知る必要がある。

電力会社から提出の発電力の数値と、その他電力会社(発電して売電している)所を合計すると、猛暑だった去年の電力以上の発電の数値とか。

関東圏で言うと、最大ピーク時で、余力5%を持つには余力が3%台で多少厳しいが、関西電力圏内では、原子力発電を抜きにしても余裕で電力が余っている計算になる。

これは推定でなく、実際に電力会社等の公開の数値の合計
「電力会社一社だけの公表データー」でいうと、足りない計算になるが、現状の全てを合わせると、声高に言っている事態ではありえないという話だった。

その上に、企業努力で15%削減するので、すでに十分の電力はまかなえる計算になる。
一般家庭で、(特にお年寄りの家庭で)節電は必要ないの結論だった。

それを何故節電を言うのかというと、既得権の問題。
原子力が無いと電力不足 だから原子力は続けて存続しなければいけない、の図式。
危機感を煽って原発を存続したい意向。

原子力エネルギーの存続で云々しているが、
福島の事故で、某電会社がどれだけ日本国に損害を与えたか、与え続けているか、まだまだ身にしみていない様子。

本来なら、日本ブランドで売れていた野菜なども海外に売れないから、輸出も冷え込んでいる。
そういう小さな損害も保証できないのに、無責任を垂れ流しにする連中が原発にしがみつく。


前々から、原子力に投入する金額を各家庭のソーラー発電に回すと、余程安価でクリーンエネルギーが得られるのに・・と思っていたが、そうはならないのが、一部独占企業の利益を守るため。

今の事態は、「いい加減原子力から離れなさい」という天の声ではないかと思う。

火山国の日本では、無限の地熱エネルギーで危険な原子力など使わなくて良いほど、エネルギーは余っている。

地球に降り注ぐ太陽のエネルギーは20分で地球全体で使用する電気エネルギーの1年分に相当すると聞いたことがある。

未来少年コナンじゃないけど、太陽の塔を作って、太陽エネルギーを利用する事を考えて
はどうだろうか。
あれはアニメだったが、衛星をつかったソーラーシステムで、天候等には左右されない、よくできた設備だと思う。

ただ、どんなエネルギーにしても、一つの巨大な設備を作ってしまうと、独占して人を支配しようとする様な輩がでるから、小さく分散 自家発電的なソーラー住宅が一番理想的。

エネルギーは、それを使う人間性の問題になってくる。

原発は要らない。


まさくん |MAILHomePage