ぼそっ・・と独り言
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2005年11月29日(火) わたしはボランティア

ちょうど去年の今頃、ある女性がやってきた。
来客の人と打ち合わせをしているのもお構い無しで話に割り込んで、店の中がなにやら異様な雰囲気。

アフリカに学校を建てるので、ハンカチ5枚を1万5千円で買って欲しい。
断られると、1枚3000円でも・・と。
まるで、どこかで読んだ恐喝の手口。
(先日、ウラ技で、子供に言うことを聞かす法で同じ手法を紹介していましたね)

しつこい女性にみんなが困っているので出て行った。
「海外ボランティアもいいですが、今は国内が大変でしょう。新潟地震もあったし・・・。 海外援助までする余裕はありません」
去年は、大きな風水害が日本各地に起こっていて、新潟地震と大変な一年だった。
震災からちょうど1ヶ月後
「あっ、新潟地震も集めています」

(何、その取ってつけた『新潟地震「も」』ってのは?  それを あんたが集めてどうすんの)(怒!)

「公共の機関で寄付していますから、結構です」

そうですよねぇ。私じゃ信用できませんよねぇ

(ヾ(・・;)オイオイ それを自分で言っちゃあ 正体語るに落ちてるじゃない)


寄付というと、似たようなのがもう一件。
こちらも去年
9月下旬の真夜中の1時50分。
時間が限定されるのが、今は24時間営業の某書店の閉店時間が、当時AM2時だったから。

レンタルのCDを返却しに行って車に乗ろうとすると、女性が2人駆け寄ってくる。
周りに人が居ないのに、真夜中に人が駆け寄ってくるのはゾッとするものがある。
思わず車に乗って扉を閉めたくなるような衝動にかられたが、こんな夜中に移動手段も無くて困っているのかも・・と思ったのが大間違い。
満面の笑みに両手にいっぱいなにやら持っている。
聞けば○の花会のボランティアで、今日のノルマが売れ残っているので帰れない という。
思わず「マッチ売りの少女」のイメージが沸いて出た。
一日説明しまくったのか、声が枯れてハスキーになっている。

(今一体何時だと思ってるの?)

(ボランティアってノルマがあるの?)

(こんな真夜中にどこを訪問してんの?)

これって、絶対普通じゃないでしょ?
聞けない質問が頭をよぎる。

いろいろな商品を持っていて、百均で売っているような品を、2000円で薦められる。
まあ、ちゃんと活動しているような雰囲気で、熱意だけはしっかり伝わってきたが、
CDを返しに来ただけだから持ち合わせが無いとお断りして分かれる。

本当かも知れないし善意かもしれないが、常識を外れると、はた迷惑以外の何でもない。
ボランティアなら何をやっても許されるわけではない。
自分たちがおかしな行動をしているということ自体気が付かないのが怖い。

押し付けの寄付は、してもしなくても後味が悪い。

自称ボランティアの寄付金集めの人と遭遇するのは嫌だ。

HIRO 


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