ぼそっ・・と独り言
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2002年10月04日(金) 超自由化の提案 (まず)車検

日本の将来は自由化でしか未来がない。
自由主義国の中で、一番(進んだ)自由化を成し遂げないと、将来は無い。
早い話が超自由化。超自由化ということは、超合理化という意味だ。
超合理化の目で物事を見ると、まったく別のものが見えてくる。

世の中がどんどん変化していくのに、変わりたがらない人たちだけが、取り残される。

今、世の中はいろいろな意味での過渡期に来ている。
自営なら分かるはずだが、今は世の中の大きな転換期で、ボサッと寝ていられるわけもなく、惰性で仕事もしていられない。いろんな知恵を出しながら、時代の波を泳いでいかないといけない。

この長引く不況。

嵐の海の波の中を浮き輪も無しで泳いでいる人と、船なりボートなりに乗っている人との感じ方のギャップの差はある。

大船に乗っている人にとっては、「ひどい嵐で乗り心地が悪いが、まあ、いつか止むだろう」にすぎない。
小船の人にとっても、「このひどい雨で、ボートの底に水が溜まっちゃって、沈んだらどうしよう」・・くらいなものなのだ。
だが、溺れるか溺れないかの瀬戸際にいる人たちにとっては、そこら中に散らばっている浮遊物をかき集めて、何とかしないと浮かぶ手立てがない。
しかし、新しい事、新しいものは、ここから生まれる。


今回、車検をテーマにすると・・・。
車検というものは、過去の遺物だと思っている。
昔のボロ車は、点検しないと、よくぶっ壊れたわけで、トラぶって事故とかも多いし、車検と言うものは必要最低限の義務の規格だったわけだ。
でも今は、行き過ぎた過保護でしかない。現在の車は壊れもしないし、そこまで必要ともしない。

今はただ単に税金を効率よく集めるための手段と、民間車検場の経営をさせるためでしかない。事実、民間車検場で検査する欄など知れている。

いや、違うぞ!と、反対の意見を持っている人もいるかもしれないが、
大体、年間に何十万キロも乗る車と、5000キロも乗らないユーザーの車が、同じ期間で同じ車検と言う話自体もおかしいことだと思う。
車検を受けたから、車のメンテナンスはOKと言うものでもないし、また、常時ハイメンテナンスをしている人にとっては、車検など不必要なものだ。

自動車メーカーに勤務しながら、「オイル交換は一度もしない。オイルは減った分だけ継ぎ足して乗る」・・・と言う人物が近所にいたけれど、それで、車の寿命が短かろうと、調子が悪かろうと、それは自分の勝手だし、違法改造で問題なら警察で十分。
昔、知り合いで自動車の車検に出したら、それまでよかったのに「調子が悪くなって返って来た」と文句を言っている人がいたが、(真偽はともかく)車検点検を誤解している。



陸事などは登録には必要かもしれないが、整備はまったく関係ないし、自己責任であるべきだと思う。
車検制度はいらない。
車検制度自体がすでに過去の遺物になっているのに、それに携わっている人間は気づくべくも無い。
まあ、自分の存在価値を足元から崩されるわけだから、関わる人は、そのようなことは考える事も無いと思うが。

でも、これをみんなで思わない限り、日本は変わっては行かない。
みんなは疑問を感じていないかな・・・


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