ぼそっ・・と独り言
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2002年03月06日(水) 仕事

好きな事が仕事としていられるから、よく 「社長は羨ましい」 と言われる。
好きな事だから、逆に他人にはわからない大変な事もあるのだが・・・
自分の心に素直になれるから、ストレスはない。



昨日、某人気テレビ番組を見ていた息子がいわく。
「今テレビに映ってる『T』は、僕の友達のS君の友達の友達だから、めちゃめちゃ世の中狭いよね」

息子 ― S君 ― その友人 ― T氏
先日、ここで参加者を募った、某番組のT氏です。(^▽^; )

S君自身は、T氏と直接会ったことはないらしいが、その友達を介して、番組の裏話を聞くとか。

T氏がその友人と二人で飲んでる時に、ボソッとこぼした言葉が
『あんなにヤラセばっかりだと、恥ずかしゅうてやっちゃおられんわ』

(本人が、広島の「ハナ○」の番組に出て「全部台本がありますから」と言っていたので、秘密と言う事でもないようなので・・・)


S君は、出演者の誰と誰は仲がいいはずなのに、番組ではめちゃいがみ合ってるのでおかしいと思っていたとか。

見てると矛盾点は結構あって・・・・・全部ヤラセに「近い」ことは、言われなくてもわかってる。

出演者としては、一応「ドラマじゃない」ので、いかにもそれっぽく演技する事が苦痛らしい。
また、「現実もそうなのだ」と思われる事が、案外、耐え切れないことかもしれない。


華やかにスポットライトが当たっている人も、後ろに影があるように、本音はまた別物。

「やっとられん」
と言いつつ、新シリーズ突入で、T氏の出番は、まだまだ続く。



現実は、ドラマティックでなさ過ぎて、本当のことだけ流していては、誰も見向きもしないだろう。
視聴者に見続けてもらおうと思うと、それなりの作り事になってしまう。
しかも、一度はじめてしまうと、自分が自分を騙し続けなくてはいけない。

真実と虚像ののジレンマ。

好きで好きでたまらない仕事をしている人は、本当に一握り以下だろう。

でも、金儲けのためにやってる仕事は、歪んでくると社会悪でしかない。
仕事は、社会悪であって欲しくない。




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