ぼそっ・・と独り言
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好きな事が仕事としていられるから、よく 「社長は羨ましい」 と言われる。 好きな事だから、逆に他人にはわからない大変な事もあるのだが・・・ 自分の心に素直になれるから、ストレスはない。
昨日、某人気テレビ番組を見ていた息子がいわく。 「今テレビに映ってる『T』は、僕の友達のS君の友達の友達だから、めちゃめちゃ世の中狭いよね」
息子 ― S君 ― その友人 ― T氏 先日、ここで参加者を募った、某番組のT氏です。(^▽^; )
S君自身は、T氏と直接会ったことはないらしいが、その友達を介して、番組の裏話を聞くとか。
T氏がその友人と二人で飲んでる時に、ボソッとこぼした言葉が 『あんなにヤラセばっかりだと、恥ずかしゅうてやっちゃおられんわ』
(本人が、広島の「ハナ○」の番組に出て「全部台本がありますから」と言っていたので、秘密と言う事でもないようなので・・・)
S君は、出演者の誰と誰は仲がいいはずなのに、番組ではめちゃいがみ合ってるのでおかしいと思っていたとか。
見てると矛盾点は結構あって・・・・・全部ヤラセに「近い」ことは、言われなくてもわかってる。
出演者としては、一応「ドラマじゃない」ので、いかにもそれっぽく演技する事が苦痛らしい。 また、「現実もそうなのだ」と思われる事が、案外、耐え切れないことかもしれない。
華やかにスポットライトが当たっている人も、後ろに影があるように、本音はまた別物。
「やっとられん」 と言いつつ、新シリーズ突入で、T氏の出番は、まだまだ続く。
現実は、ドラマティックでなさ過ぎて、本当のことだけ流していては、誰も見向きもしないだろう。 視聴者に見続けてもらおうと思うと、それなりの作り事になってしまう。 しかも、一度はじめてしまうと、自分が自分を騙し続けなくてはいけない。
真実と虚像ののジレンマ。
好きで好きでたまらない仕事をしている人は、本当に一握り以下だろう。
でも、金儲けのためにやってる仕事は、歪んでくると社会悪でしかない。 仕事は、社会悪であって欲しくない。
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