ぼそっ・・と独り言
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旧車は白煙を吐くバイクがあるが、『それはそう言うものだ』と認めたがらない人が多い。 どんなにきれいに仕上げても、「当時の新車」以上にはならない。 システムがそう言う風に出来ているから、それは仕方がないのだ。
まあ、ショベルは精度が悪いパーツを多々使っていたので、「精度を出してきちんと組めば」、別の意味で、当時の新車以上の仕上がりにはなる。
ある白煙の出るバイクを「この年式のものは、(白煙が)出ても仕方が無い」と話をしていたが、ある時お客さんに、「関東の某店に電話して聞いたら『うちのショベルは一切白煙は出ない』と言われた」、と苦情を言われた事がある。
で、そこの店に電話で問い合わせをしてみた。
すると・・・ 「その年式のものは、白煙吐くに決まってるじゃないですか。」 (そうですよね)
「だからうちでは、××のパーツを取り替えて、××を国産の「自動車」のパーツに取り替えて、ここをああして、何処をこうして、(全部伏字ですみません) キャブのセッティングを濃い目にします。黒煙を吐けば、白煙が見えなくなりますから」 (確かにそりゃそうでしょうけど・・・・絶句)
「それから、これをしたら「エンジンが焼き付く可能性がある」ので、絶対よその店でつつかれたら面倒見ません。」との話だった。 (-。−; )ゞうーん ボリボリ
「僕は、バイクそのままのモノを大事にしたいと思っていますから、純正で組上げたいと思っているんです」 「え〜? それじゃあ、客は納得しないでしょう?今ごろの客は馬鹿が多いから」 (そこまで言いますかぁ・・・・・) でも、事実です。(−。−)ボソッ・・・
走っていていきなりエンジンが焼きつく危険をモノとせず、白煙が見えないほうが良いか・・・ バイク本来の性能のままで、白煙はいて走るのを選ぶか・・・
後は乗り手が何を良しとするかの価値観の相違になってくる。
で、苦情を言ってきた子に「どっちがいい?」(どっちを信用する)と聞いて、「あっち」と言ったので「さようなら」と。
選択は自由です。
出来ない事はありませんが、安全は第一。 ぎりぎりのセッティングで命がけはしたくありません。m(_ _)m 乗っているのはあなたの命でしょ。
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