夕方、外出中のリーダーから電話があり「今日うちの会社で新人歓迎会やるってさっき連絡あったんだけどさ、君達も紹介しておきたいから出てくれないかな」とのこと。六本木の本社の異常な話は結構聞いているので断りたいのは山々だったのだが、、俺と同じ日に入った女の人は速攻「予定があるので行けません」とか断ってるし。俺まで断る訳にはいかないのでしぶしぶ承諾。なんか1年くらい前にもこんな事があったような気がする。
なんか上等っぽいうどん屋だ。奥のデカイ部屋に入ると妙な静けさだった。真中に座るおっさんの大声が響いていた。この人が社長というのはすぐに判った。
誰一人として俺の事を知らないし、俺も知らん。「空いてる席に座って」と言われ、リーダーと俺の2日後に入ったSEから一人だけ離れたなんだか偉いっぽい別のおっさんの隣に座らされる。
そのおっさんと「ここにはよく来られるのですか?」とか「日本酒はダメなんですよー」とかまあ適当に話をしていると、おっさんの逆側に座っているねーちゃんが「この人はうちのNo.2だから下手な事言っちゃダメですよ〜」とか言う。会話を聞いていると、どうやらこのおっさんがいつも怒っていると評判の、リーダーの直属の上司らしい。まあ隣にこのキレーなねーちゃんがいるうちは平気だろう・・。
トイレから帰るとリーダーが俺の席に座らされて何やらおっさんに説教されている。来たばっかりの俺に聞かれるのは嫌だろう、と思ったが他に行く所もないのでいつの間にやら逃げたねーちゃんがいた席に座る。
気まずくてとても聞いてられないので、逆側を見て知らない人の訳判らない話を聞きながらひたすらうどんを食い、酒を飲んでいたらこの間の2枚目兄ちゃんが来た。ようやく話せる人が来たよ(TДT) この兄ちゃん、28なのに既に3人子供がいるらしい。凄いなあ。
ふとおっさんの方を向くと、まだリーダーを座らせて何やら説教をしている。「最近俺の事を怖がってない奴が多いんじゃねえか?」とか言っている。ジャイアンかオメーは。
俺が見ていた事を気付いたのか、いきなり振り返ったおっさんは俺と、同じく外注である2枚目兄ちゃんに「これだけは言っておくがな、あんたらからしたらうちは『お客さん』なんだよ。キッチリやってくれりゃドーンと出すがな、そうじゃなかったらあんたらの会社潰すよ?やるときゃやるよ俺は」
このおっさんは特攻の拓でも読んでいるのだろうか。面と向かって潰すなんて言われたのは生まれて初めてだ。
あんなボロボロのシステム作る開発チームの代表が言ってもなあ。つーか前の現場もそうだったが、俺個人の事情はさておき金を出す側(出先)が思う程、派遣する側は契約切られちゃ困るとは思ってない事を知らないようだ。そもそも俺フリーだし。
おっさん、自分より年上の部下を呼び出して「お前、今から全員に酒注いで廻れ」と言い出す。おお、怖いですなあ。
その人が行った先で10分程度話をしているとまた呼び出し、「全員に注いで廻れつっただろうがよ。何で止まって話してんだよ」顔がマジ。
総務のねーちゃんが「○○さんかわいそうですよ」と言っても聞く耳もたず。もう聞いてられないのでまた逃避モードに入る。
社長はただ豪快な人って感じで割と好感が持てたのだが・・麻布分室で良かったと心の底から思いながら帰った。六本木行けって言われたら辞めようかな。