「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2005年07月31日(日) 上等

朝から温度も湿度も高い。
今日の試合はつらいなぁ、と思っていたら
モックンが倒れた。

1試合目が終わって気合入れのためか
グランド3周!と言われてチームみんなで走っている。
試合後すぐのランニングはこの天気じゃちょっとどうよ?
と思っていた直後、ふっとモックンの姿が消える。

口々に
「おばちゃん!モックン吐いた!」といいながらランニングを続けるチームのメンバー。
あちゃ、と消えた体育館の裏あたりに走ろうとしたら
陰から出てきてランニングを続ける息子発見。

大丈夫か〜と声をかけると
「だいじょうぶ。」と返事。
そのまま半周走ってコーチの前に集合。
座って話を聞いている。みんな汗だくだ。
氷のバケツに手を突っ込みタオルを絞って全員に渡すけれど
どの子も顔が真っ赤で火照っている。
あぶないなぁ・・。
やっと水分を補給して日陰にってとこで
モックン動けなくなった。

テントの下で転がる。

タオルを洗いに行って帰ってきたら
かわいそー!と群がるお母様たちに囲まれて
扇がれたり、汗を拭かれたり、尽くされてはった。
「見たって!たいへん!」というお母様方に
ありがとう、と言って、
「大丈夫?」と声をかける。
さわったところ体温はそんなに熱くなってない。
「うん。頭痛い。」
暑さに弱いからなぁ。熱疲労しやいすい体質なのかもなぁ。

スポーツドリンクを飲ませ 体を冷やし しばらく転がる。
私もそうだけど、この人もしんどいときはかまわれるよりそうっとしておいてほしいタイプなので、と
お付き添いを遠ざけてひとりで寝かせておく。

しばらく一人で横になって落ち着いた頃に
「どう?しんどかったら、帰る?」と聞いてみたら
「いや、帰らない。起きる。」と言って、スパイクを履きなおし、
コーチのところへもう大丈夫です、と、ひとりで言いに行った。


日陰のタイヤの上に座ってそれを眺めていたら
隣にいたリュウパパが
「モックンどう?」
「うん、帰る?って聞いたら、帰らないって。コーチにやれますって言いに行った。」
「上等。」

ほんと。上等だ。


その後の試合でフォワードで出て得点決めてきた。





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