「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2004年05月07日(金) キッズバイク


保育園の親子遠足は遊園地と決まっていて今年の遊園地は鈴鹿サーキット。
もちろんパスポートで乗り放題。
毎年「チビの乗るもんがない〜。」と遊園地遠足にはうんざりなのだけれど
鈴鹿サーキットは子供が自分で運転できる系の乗り物がかなりたくさんあって、
なかなか小さい子向きな遊園地だ。

マルの今日のメインは「キッズバイク」。
本当にエンジンのついた子供用バイクで、自転車に補助輪ナシで乗れる子供しか乗れないのだ。
まだコースができてそれほど経っていなくて、今テレビのローカルCMでヘビィローテーションのアトラクションだ。
マルよりもモックンが「いいなぁ、いいなぁ。」とうるさかった。

行きバスの中でも「今日はキッズバイクに乗るために自転車の特訓をしてきましたっ!」
ていうお母さま続出で、
補助輪ナシで乗れるかどうかが年長児の間で一種の階級分けのようになっていた。おそろしー。

マルはスパルタな姉に特訓されて、母が荷台を持つことが一度もなく
いつのまにやらすいすい自力走行できるようになっていたので、
「よかったなぁ〜乗れるなぁ〜楽しみねぇ〜。」てな感じで
特にキッズバイクにそんな気負いはなかったのに、
「えっマルちゃんも乗れるの!?11月生まれでしょっ?」
などと、あなたもアッチ側なの?みたいな扱いをされると
ああ〜、権利があるなら義務も発生したかのようなプレッシャーが。

メリーゴーランドに乗って、
空中ブランコに乗って、
順路どおりにキッズバイクに行ってみると
「自転車に乗れますグループ」が集まっていた。
「マルちゃんおそぉ〜い♪」などとはずんでおられる。
たかが自転車されど自転車。乗れない組とは違うのよオーラが包む一団。コワー。
(注:オーラが出てるのはママたちであって子供たちではないので念のため。)

「マル、乗る?」と聞いてみる。(←母がビビっている。)

「うん!乗る!」と元気にお返事。
そか、じゃ、並ぼう並ぼう。


さすが国際サーキットがメインの遊園地。
「教習」からはじまった。

ひじ、ひざにプロテクターをはめ、ヘルメットをかぶり、
右手に青い「すすむ」のてぶくろ。
左手に赤い「とまる」のてぶくろ。

3人一組でお兄さんに説明を受ける。
ここで母とは離れてしまうのでお兄さんの説明は詳しく聞こえないけれど、
スタンドの外し方に始まって、エンジンのかけ方、ブレーキのかけ方、
最後はスタンドを立ててバイクを止める所までやった。
相手が子どもでもサーキットをなめんなて感じか。

ここまで聞いて、コーストレーニング。
実際にバイクにまたがって自分ひとりでアクセルを開けてバイクを運転する。

マル、キンチョーの面持ち。
いつものゆるんだ顔ではない。きゅっとくちびるを結んで頑張ってる顔である。
あややー。楽しいよりも緊張が勝ってしまってるような感じである。

教習コースを3回ぐるぐると回ってお兄さんからA級ライセンスをもらったマル、
いよいよ本コースにデビュー。

バイクにまたがりトットットトーーーーーと一周。
1周目は余裕がなかったが、2周3周と走るうちだんだんコースのフェンス越しに
ウルウルと自分に手を振る母に気がついたようだ。
母の前だけに〜んまり笑いながら走り抜けるようになった。

お兄さんの終了コールでピットにもどって、バイクのスタンドをちゃんと出して、のっしのっしと帰ってきた。

「どうだった?」
「うん。」
「もっかい乗る?」
「・・・いい!」

役目は果たした!という顔で母子ともどもコースを後にした。

このときもらったライセンスカードを「免許交付所」に持って行くと、
コースに出たときに撮影されたマルの凛々しい姿を貼り付けた「免許証」を発行してもらえる。
親バカなのでもちろんしてもらった。

専用のカードケースに入れてもらって首から下げた免許証は、
年長のおともだちと会うたびに見せあいっこするアイテムになって、
マル、大変ご満足な様子でございました。


鈴鹿サーキット、今までののべ7年間の親子遠足の中で一番パスポートの使い出があったかも。


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