「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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| 2003年12月13日(土) |
モリゾーとキッコロのおはなし |
新聞に愛知万博の宣伝が載っていた。 愛知万博のマスコットキャラクターは 「モリゾー」と「キッコロ」である。 アラアロ版トトロといった感じの不思議ちゃんキャラクター。
花ずきんちゃんや、スノーレッツよりいいなぁと思って眺めていたら、 マルが「これなに?」とやってきて覗き込んだ。 最近マルは突然文字が読める扉が開いたので、 ひらがなカタカナ簡単な漢字を読むのが楽しいのだ。 キャラクターの下に書いてある小さな文字を読んで、 「モリゾー。」 「キッコロ。」
小さな妹が新聞の上に乗っかって読んでいるのを見てなになに?と兄もやってきた。
「モリゾー・・・・。キッコロ。」 「これって、なんやろな。」 もじゃもじゃしたものである。 「木とちゃうか?」
マルが解説してくださる。
「こりはな、おにいちゃんといもうと。」 「へぇ。」と兄。 「モリゾーはおにーちゃんで、中学生。」 「こっちは?」 「キッコロはいもうとで保育園。」
へぇ〜とマル・ストーリーにうなづく母と兄。
「でもな、」とマルが続けて、急展開。 「お母さんは死んだん。」 「えっ。なんで。」 「切られたん。」 「えっ。」
びっくりするじゃないかそりゃあ。
「あっ。万博の森の木やったんや!工事で切られはったん?」 「そう。おじさんにゴシゴシ切られたん。」 そ、そそそうだったのかぁ〜。
もう母の頭の中にもりもりわきあがります。 「モリゾー!キッコロを連れて逃げなさいっ!かーさんのことはいいから!」 「かあさぁ〜んっ!」 「反対運動の人のところに逃げるのよ〜っああっ(ずだーん)」 「かぁあさぁあぁぁあんっ!!」(エコー)
モックンが「でも、足ついてるで。」 あ。ほんとだ。 モリゾーもキッコロも足ついてます。 「足ついてたら、お母さんも逃げられたやん。」
ふむ。どーするマル。
「お母さんは大きくて、立てへんかったん。 モリゾーとキッコロはちっちゃかったから立って夜のうちに逃げたん。」
ガンバレ!モリゾー! まだ小さいキッコロを連れてモリゾーは暗い造成地を逃げたのだ! 14歳と4歳で生きよう。とか思ったんだぁ〜。(うは、涙目)
とたんにのほほんキャラが、健気に思えてきました。
ストーリーテラー・マル。おそるべし。
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