「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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夏休みの宿題を見直していたら、 町の中のバリアフリーを探して写真にとって来い、というのがまだだった!
ピンチ!
ピンチ、モックン!
「点字ブロックでいいんだよ。おかーちゃん。」 などと、気楽に言うが、 都会と違って街中にふんだんに点字ブロックやスロープなんぞはないお土地柄である。 探さねば、ない。
銀行か、スーパーか、病院か。 あ。 そうだそうだ。
この間おかーちゃんが筋断裂で見てもらった整形外科、段差の全然ないバリアフリーだったよ。 施工がおとーちゃんだし、なんか、県のバリアフリー認定証もらったって言ってたし、 あそこがいいよ、あそこ。
「じゃ、いこっか。段差だけでいいかなー。」
・・・・気になる。
「ねぇ。バリアフリーって、わかってる?」 「段差がなくてー、点字ブロックー。」
うす〜い認識の仕方である。
あんたらのとーちゃんは、 「人に優しいバリアフリー住宅」なんてものを看板に上げて仕事してるというのに。
写真をテキトーにとって終わり!でもよいような宿題ではあるが、 いい機会だし、と思って、 おとーちゃんの会社が建てたバリアフリーのモデルハウスを見学しに行くことにした。
このモデルハウス、その特異性から、今はショートステイの施設として利用されている。
おねえさんに事情を話しておいたらスタッフの方に説明をしてもらえることになった。
モックン、車椅子に乗せてもらって、段差体験させてもらう。 こんな2センチの段差でも、もう、車椅子は動けないんだね。 手すりやスイッチや、お風呂の工夫や、ホームエレベーター。
見学し終わって、 「なにか質問は?」ときかれてモックン、 「この、今来てる人たちは、ここで何してるの?」 デイケアに来てるお年よりが15人ほどいたのでそれが気になったようだ。
「お風呂に入ったり、お茶飲んだりしてるのよ。」 「泊まるん?」 「車で送っていくの。」 「お風呂はみんなではいる?」 「一人ずつ。中でお世話する人と、外で着替えの手伝いする人と、 3、4人がかりでどんどん入れてくの。」
モックン、温泉みたいに、みんなでのーんびり湯船に使ってるのを想像したらしい。 ああ、そうか、一人でお風呂に入るのたいへんなんだ。と気がついた。
ありがとうございましたー。 とお礼を言って外に出た。
バリアフリーが、なんのためのものか、 正しく理解できたかな?
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