「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2002年06月08日(土) モックン決定打

映画を見に行く約束をしていたので、シネコンのあるジャスコに行く。
子供たちの楽しみは、
映画のあとのゲームセンターだったりもする。

「200円だけ、おこづかい持っててもいい?」と、
いいといわないのに財布に入れて握っている。

映画がすんで、アイスを食べて、
「さ、!おかーちゃん!ゲームセンターに行くから、お財布出してー!」
「落さないように、ポケットに入れときなよー。」
「先、行ってるからねー!」

おおい。
小走りに行ってしまった。

ゲームセンターで、追いついてみると、
ミーとマルは、もう、キャンディゲームのところで待っていた。
「していい??いい??」

モックンは?
いない?
お。いた。
どーしたー。しょぼくれてー。
「おかーちゃん、ぼくのお財布知らん?」
はぁ?
「さっき渡したやん!」
「・・・・。」
「ないの??」
「・・・うん。」
「どこでなくしたんや?」
「たぶん、エックスボックスのとこ。」
ゲームの試遊機のとこで、コントローラー持つのに邪魔になって、
ちょっと、台に置いたらしい。

「見に行ってこーい!!」
いいつつ、一緒に走る。

ない。裏も表も上も下もみんな探したけど、ない。
近くのレジにも届いてない。
サービスカウンターにも届いてない。
トイレのゴミ箱にも、階段下のゴミ箱にも、ない。
落し物の届出をしてから、ベンチに座る。

「モックン。」
涙がたまっている。
「おかーちゃん、ポケットに入れときやーって言うたの、聞こえんかったか。」
「聞こえとった。」
「何で入れとけへんの。」
「・・わ、忘れとった。」
「モックン、今、どんな気持ちー?」
「ウ。うう。おぅウウ。(ぽろぽろ泣く)」
「悲しいよなー。おかーちゃんも悲しい。
おこづかいもなくなったし、
あのお財布、おばあちゃんが作ってくれたお財布やったのに。買えへんのに。」
「うー!うおぉぉぉーーーーー!」
「しやけど、あんたが悪い。」
「うー!」
「物の管理ちゅうのが、できひんあんたがあかん。」
「うおぉぉ。」
「自分のもんは自分でちゃんとなくさへんように、わすれへんように
きちんとできやなあかんねん。」
「う、うん。」
「わかったやろ。先生に怒られるのもそこがそもそもの原因やとおかあちゃん思うで?」
「うひーん!」
「ほな、これから、ちゃんとするように、きぃつけていかなあかんで。」
「う、うん。」


モックンの悪いところ。
それが最悪の形でモックンの目の前に表われた。
これはチャンスだ。
先生にうちの子ちゃんと見てくださいという前に、
子供のほうのペナルティエリアを狭めておくのだ。
気がつけ、モックン。
自分の失敗を繰り返さない方法を。

財布を無くしてしまったショックで、モックンは車の中でおうおう泣いた。
派手に泣いたことを、忘れないで、つないでくれ。


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