「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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寒いと思っていたら、雪。
「雪だよー!雪ー!」 テレビを見ていた子供たちを呼ぶ。 なんだか積もりそう。 積もるほどの雪はおととし以来じゃないかな。
クルマの屋根に雪が積もり始めた。 「おかーちゃん!外で遊んでもいい??」 いいよ!もちろん!
クルマから雪をこそげ取ると、モックンは小さな雪だるまを作った。 「でーきたーー!」 ミーは、人よりたくさん雪を集めようと欲張って、入れ物を持ってきた。 マルはとりあえずさわってみるけど、 溶けていくのが不思議でそのうち手が冷たくなってきた。
「しーもやけになるぅ〜!」 と、何度も何度もファンヒーターで手を温めてから、 また庭に出てゆく。
雪は風に巻かれながら降ってくる。舞い落ちてくる。 雪の中に立って空を見上げると、自分まで雪に巻き込まれていく。 終わりなく雪は灰色の空から降ってくる。
「おかーちゃーん!雪ってさぁ、まわりながら降るんやなぁ! 今、ぼくのまわりに降ってるでー。ぼく、中心ー♪」
うん。
おかあちゃんも中心。 モックンも中心。 ミーも中心。 マルも中心。
みんなに雪は同じに降るんだねー。
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