ラミパスの日記...ラミパス

 

 

飯守泰次郎・サントリー音楽賞記念公演 - 2002年03月26日(火)


6:20起床。

きょうも午後から半休。何しろ茨城くんだりからおのぼりさん状態だから... サントリーホールで「飯守泰次郎・サントリー音楽賞受賞記念公演」。

なかなかよい席が取れた。前から7列目のやや左寄り。遠すぎず、近すぎず、ちょうど良い。相良先生も来ていたが、2列目。目の前はやはりつらいみたい。
サントリーホールは2回目か。新婚頃に第九演奏会で来たことがある。(り)が生まれた年の暮れ。カミさんが、おっぱいが張って痛いとか言っていたことを思い出した。

日比谷線神谷町から歩く。TV東京、どこかの大使館、ホテルオークラ等、そうそうたる建物の間を縫っていくように歩くとアークヒルズ。ここのSUBWAYでサンドを食べて腹ごしらえ。

今夜のプログラムは武満徹、運命、ワーグナー、と三種三様だが、それぞれ、大変感銘した。
武満は、音の揺らぎ。笙とオーケストラの音の受け渡しが絶妙。最初、管の響きが回りからサラウンドのように聴こえていたので、「ああ、サントリーホールって、オーケストラの後ろの管楽器は音が回りこんで聴衆の後ろから響くようになっているんだなあ」なんて感激していたのだが、なんのことはない、客席の後ろ(1階真後ろと2階の左右後ろ)に管楽器がいたのだった。面白い趣向。この曲の指定なのかそれとも飯守先生の演出なのか?
運命は、その若々しさ。ベーレンライター版ということで、あちこちの解説にあるとおり、贅肉をそぎ落とした感じ。
ワーグナーは、初めて生で聴いた。実に華やか、ゴージャスな音。特に最後のソプラノソロを交えた「神々の黄昏れ」からの曲は圧巻。感動して、涙が出てきてしまった。

午後7時から始まって終わったのが9時40分過ぎ。たっぷり堪能した。帰りの電車は聖パウロの音取りMDを聞きながら、と思っていたけど、結局電車の中ではボーっと、余韻に浸りながら帰ってきた。はあ、幸せ。



-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail