Web Masterの日記



節分と恵方巻

2025年02月02日(日)

今日2月2日は2021年以来4年ぶりに節分である。
節分といえば2月3日のイメージが強いが、実は節分は固定日ではなく、
国立天文台が観測、計算して発表する立春の日の前日となっている。
ということで今年は今日2月2日なのだ。

数年前から関東でも関西の風習でもある恵方巻が浸透していて
スーパーやコンビニでも、この時期は多種多様な恵方巻が売られている。
恵方巻はその年の恵方を向いて黙って一本食べきると幸福になると言われていて
今年の方角は西南西(細かくいうと西南西微西)らしい。
さらに恵方巻の具材は穴子やうなぎ・えび・かんぴょう・しいたけ・
きゅうり・だし巻き卵・桜でんぶの7種類が基本。
穴子やうなぎは姿かたちが長いことから長寿を意味する。
また「うなぎのぼり」という言葉通り、上昇や出世の意味合いもある。
えびは目玉が飛び出しているので「めでたし」という語呂合わせから
正月のおせち料理でも縁起食材とされている。
さらに、ひげが長く腰が曲がっているので長寿の象徴とも言われている。
かんぴょうも細く長いため長寿の意味が込められていて、
しいたけは神様のお供え物とされていた縁起の良い食材で形が
陣笠(じんがさ)に似ていることから身を守ってくれることを意味している。
きゅうりは九(きゅう)利(り)の語呂合わせから、9つの利をもたらす
という意味が込められているそうだ。
だし巻き卵は卵の黄色を金に見立て財の豊かさや金運を表し、
桜でんぶは鯛やたらの身を煎り上げ、ピンクに色付けしたもので
原料の鯛と「おめでたい」の語呂合わせで縁起食材とされている。

恵方巻の始まりは諸説あるようで、江戸時代後期から明治時代初期にかけて
商売繁盛、無病息災、家内円満などを願って食べられるようになったのが
起源とする説があったり、流行になったのは1989年に広島県の一部の
セブンイレブンで節分に太巻きを売り出したのがきっかけで
その時に恵方巻という名前をつけ販売をスタートしたのをきっかけに
知名度は年々上がり、1998年には全国展開が開始され
その後にコンビニだけではく、スーパーやデパートでも恵方巻として
販売されるようになっていった。
しかし、自分は今まで1度も恵方巻を買ったことも食べたこともないけどね。

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