Web Masterの日記



パーシャル連合

2024年10月30日(水)

今日はドジャースがローテーション投手のいないブルペンデーだったからか
ヤンキースが大勝して無傷の4連勝での世界一はなくなった。
それでも明日でワールドシリーズは終わるかもね。
一方、日本シリーズはベイスターズが連勝し対戦成績を5分に戻した。
これで福岡での優勝は無くなり3位からの下剋上も夢物語ではなくなったな。

さて、先日の衆院選、過半数割れした自公連立政権は厳しい運営となるだろう。

データで分析する衆議院選挙
★議席数の変化
・自民 256→191
・公明  32→24
・立憲  98→148
・維新  41→38
・国民   7→28
・れいわ 3→9
・共産  11→8
・参政  0→3
・保守  0→3
・社民  1→1
・無・他 12→12

国民民主の躍進は想定していたが少しできすぎな感もある。
だけど今後、国政でイニシアチブを取るのは確実だ。
国民民主党がこれだけ議席を増やしたのは、立憲との候補者調整、連合の支援、
そして何より自民党保守層の受け皿となったから。
「対決より解決」と幟を掲げ、立憲や共産党のような「政治とカネ」に関して
あーだこーだと苦言や文句を言うだけより、有権者の身近な問題、
たとえばガソリン価格や消費税減税や103万円の壁についてを
公約にしたことが大きいと思われる。
これで20代、30代の有権者の支持につながった。

れいわ新選組の9議席も有権者の目線に立っての選挙戦だったので
それが得票につながったのだろう。
特に沖縄4区の当選は大きかった。
議席増により予算委員会での質疑もできるようになり、
NHKの日曜討論にも毎回出られるので、れいわの主張がより広く
伝えられることになる。
次の選挙は来年夏の参議院選だが、国民民主、れいわ新選組と
この勢いを維持できるかが焦点になりそうだ。

面白いデータがあった。
★比例代表全国集計(開票率99%以上)
・自民 1458万 2630票(26.75%)
・立憲 1155万 8484票(21.20%)
・国民  616万 6018票(11.31%)
・公明  596万 2929票(10.94%)
・維新  509万 1920票( 9.34%)
・れいわ 380万 4983票( 6.98%)
・共産  336万 2763票( 6.17%)
・参政  187万 0244票( 3.43%)
・保守  114万 5186票( 2.10%)
・社民   93万 4481票( 1.71%)
・みんつく 2万 3784票( 0.04%)

ちなみに前回、2021年の衆院選比例結果はこうだった。
・自民 1991万4883票 (34.66%)
・立憲 1149万2115票 (20.00%)
・維新 805万830票 (14.01%)
・公明 711万4282票(12.38%)
・国民 259万3375票(4.51%)
・共産 416万6076票(7.25%)
・れいわ 221万5648票(3.86%)
・社民  101万8588票(1.77%)

面白いのは立憲の比例投票数が2021年とほとんど変わっていないこと。
今回の選挙結果は必ずしも、立憲の主張が支持されて得た結果ではない。
自民党の失策によって得た議席である。
選挙区では、国民民主、れいわの候補者がいなかったから
仕方なく立憲の候補者に入れた、そういう人は多いだろう。
とりあえず立憲民主党には政治資金規正法の厳格化を頑張ってもらいたい。
下手に日和ったら、たちまち見放されるぞ。

さて、今後の政局だが、現状だと維新・国民民主が連立入りを否定しているので
自公政権のまま「パーシャル連合(部分連合)」の形で進行していくだろう。
パーシャル連合…つまり政策ごとに他党と連携して、
物事を決めていくという政治体制だ。
たとえば、法案Aは「自公維」で決め、法案Bがあれば「自公国」で決めていく形。
まぁ、こんな体制だから当然、石破内閣の基盤は弱くなる。
3月の予算が成立したら、自民党内で石破おろしが起きるかもしれない。
いや、逆にこんな状態だから誰も自民党総裁をやりたがらず、
形だけの石破内閣が続くかも。
その前に11月の首相指名に勝ち残れるか?
維新や国民民主も自公連立政権に非協力的だと野党が共闘して
内閣不信任案を出されれば石破内閣は総辞職となる。
そうならないためにもパーシャル連合では野党の顔色をうかがいながら
野党の公約に対して自民党はOKしなければならなくなる。
個人的には国民民主の掲げたガソリン価格の値下げと103万円の壁に関して
早急に国会で法案を通してもらいたい。
今の過半数割れした連立与党には国民民主に逆らえないのだから。

だけど、維新の会と国民民主党って、何だかんだ言って自民党寄りの政策も多い。
状況次第では、いろいろと言い訳して連立入りをするかもしれない。
そんな中、憲法改正発議は遠のいたのではないかな。
立憲民主党が日和らなければ現状、発議に必要な2/3を確保できないし。
憲法改正より国民目線でまずやらなければならない景気対策を
パーシャル連合で1日も早く進めてもらいたいね。

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