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2023年02月20日(月)
漫画家の松本零士氏が亡くなった。 自分は完全なる「宇宙戦艦ヤマト」世代でもあり 他にも「銀河鉄道999」や「キャプテンハーロック」「クィーン・エメラルダス」 など若い頃は松本作品の影響をモロに受けた世代である。 これら松本零士作品で印象的なのは、真っ暗なコクピットに浮かび上がる 視界いっぱいにある数々の計器メーター類。 この見せ方は「零士メーター」とも呼ばれ、今ある日本のSFマンガやアニメに 多大な影響を与えるとともに、子供たちに宇宙の手応えを大いに実感させた。 黒塗りでメーター類のみが浮かび上がるコクピット、今見てもインパクトがあり、 本当にセンスの塊だと思う。それを1970年代に描いていたのだからスゴイ。 「宇宙戦艦ヤマト」をめぐってプロデューサーと数々の騒動を繰り広げたが、 集団作業としてのアニメの中で、キャラクターデザインとメカ設定を担当し 大きな役割を果たしたことは紛れもない事実だ。 そういえば今も隅田川を遊覧している水上バス「ヒミコ」のデザインは 松本零士氏であり、豊洲のららぽーとに停泊していたり、 三郷の帰りに首都高の上から隅田川を航行しているのを何度か見たが 見るたびに近未来的なフォルムに胸躍る気分になるし なんか見たら得した気分にもなった。 あのデザインは松本零士以外には思い浮かばないだろうな。
約30年ほど前、チームの初代監督の行きつけだった新宿のバーで 2度ほど松本零士氏本人を見かけた。 10席もないカウンターだけのバーだったが、トレードマークの帽子をかぶり あのまんまの姿で、誰が見てもすぐに「松本零士だ」と分かった。 あとでバーのマスターに聞くと、そのバーの常連だったようだ。 そして驚いたのはメーテルそっくりの髪の長い細身の美女を連れていた。 あの女性がモデルだったのかな?
昨年2月には「ドカベン」「野球狂の詩」など野球漫画の第一人者でもある 水島新司氏が亡くなっている。 そして今年2月にはSF漫画の巨匠、松本零士氏。 自分の青春時代を楽しく彩ってくれた漫画家の訃報は寂しい気持ちになる。 心よりご冥福をお祈りします。
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