Web Masterの日記



大いなる矛盾

2021年07月30日(金)

今日の東京の感染者は3300人で3日連続3000人台。
昨日より500人以上は減ったが、先週の金曜に比べると2000人以上も増えた。
全国でも2日連続して10000人オーバー。
まぁ、先週の4連休で保留になっていた数字が重なったせいもあるんだろうけど、
感染が拡大しているのは誰が見ても間違いない。
一方、オリンピックでは日本のメダルラッシュで歓喜の嵐。
今日も柔道女子とフェンシング団体で金メダル。
これで今大会17個となり、1964年の東京、2004年のアテネの16個を超えて新記録。

「感動をありがとう!」「元気と勇気をもらいました!」
あんなに五輪中止を訴えていたマスコミも分かりやすいくらいの手のひら返し。
何だろうね、この状況は?
まさしく不安と喜びが混在している。
生きるということは不安と喜びの繰り返しだと思うけど、これは個人の話。
社会として、この状況は異様でしかない。
社会が大きな矛盾で包まれている。
「緊急事態宣言中」なのに「オリンピックを開催」
これが大きな矛盾の象徴だ。

菅首相は感染拡大について「人流は減っているから問題ない。
オリンピック中止など考えていない」と発言した。
おいおい、人流って減ってるの?
減っていたら感染者数は減少するんじゃないの?
減っているんなら緊急事態宣言の延長しなくてもいいんじゃないの?
先週の4連休を見ても海や観光地、街中は人が溢れていたと思うけど。
軽井沢でカフェレストランを経営している知り合いに聞いたら
4連休の軽井沢、信じられないくらい大勢の人で溢れていたって。
確実に銀座より人が多かったと言っていた。
首相は何を見て発言してるんだ?

オリンピック開会式では弁当など大量の食材が廃棄された。
その一方で、今回のオリンピックではSDGS(持続可能な開発目標)を理念として、
環境破壊や飢餓貧困をなくすために食品ロスを失くそうとしている。
この矛盾は何なんだ?
食品廃棄の理由は「無観客開催」によって、必要とするボランティアが減ったから。
予定していたボランティア分の食品が捨てるしかなくなってしまったって、
前から分かっていたことなんだから発注を止めろよ。
これも税金だぞ。
要は「自分の腹の痛まないカネ」だからこういうことを平気でする。
個人や民間だったら必死に発注を止めるだろう。

今回のオリンピックでの歓喜と感染拡大の不安を感じて書きたかったことは、
「我々は大いなる矛盾の中で生きている」ってことだ。
「感染拡大」→オリンピックという「お祭り」はやっている。
「安心安全」→現実は「不安」あるいは「やけくそ」
「人流は抑えられている」→街や観光地は人でいっぱい。
「SDGS」→弁当廃棄
「世界平和」→カネと利権

この矛盾の世界とマトモに向き合っていると頭がおかしくなるな。
深く考えずに過ごした方がいいのかも。

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